ストーマを造設する患者さんへの看護計画
- 公開日: 2022/9/27
ストーマを造設する患者さんへの看護計画
ストーマには、人工肛門(コロストミー・イレオストミー)と人工膀胱(ウロストミー)があります。造設後はストーマケアを新たに習得しなければならないため、ケアを習得するために必要なことを確認する必要があります。また、ストーマの造設によって尿意や便意を感じて排泄する機能が失われ、ボディイメージが変わります。そのため、看護計画を立案しました。
3B観察計画 O-P ストーマ造設前のため、ストーマの必要性、ストーマ造設に関する説明についての理解、ストーマの管理方法、家族がどう考えているのかということを確認しておく。高齢者などで、本人がストーマケアを行えない場合は、家族の協力も必要になるため、家族の理解度も知っておく必要がある。
援助計画 T-P ストーマ造設への理解、ケア能力に応じた指導、またボディイメージが変化することへ不安など精神的なケアを行う。本人がストーマケアを行うのが難しい場合は、家族の協力も得られるように考える。
教育計画 E-P ストーマの造設の必要性、ケアの方法など、ストーマ造設に関する知識について不足している点があれば、説明する。ボディイメージの変容についてなど不安なことがあればいつでも話してもらうよう伝える。
*紹介する看護計画はあくまでも例です。この例を参考に患者さんに合わせた看護計画を作成してください。
■看護計画の書き方はこちら
看護問題リスト・看護計画の書き方|看護記録書き方のポイント2