糖尿病足病変発症のリスクからフットケアとセルフケア支援が必要な患者さんに関する看護計画
- 公開日: 2026/2/6
糖尿病足病変発症のリスクからフットケアとセルフケア支援が必要な患者さんに関する看護計画
糖尿病はインスリン分泌低下あるいはインスリン抵抗性による慢性的な血糖値の上昇とそれに伴う異常が生じる疾患です。その合併症の一つとして動脈硬化が起こり足病変を生じるリスクが高くなるため、フットケアや足のセルフケアが大切になっていきます。そのため、今回は糖尿病による足病変リスクからフットケアとセルフケア支援が必要な患者さんに関する看護計画を立案しました。
観察計画 O-P 糖尿病の症状や疾患の理解について確認する。末梢神経障害の有無、程度や足の状態を把握する。生活環境についても確認する。
援助計画 T-P 糖尿病やフットケアの知識について必要な内容を伝える。その際に、爪の切り方や靴下の選び方など患者さんの理解度にも配慮しながら行う。また、患者さん自身でフットケアができるよう支援する。必要に応じてフットケアを実施する。食事療法や運動療法を多職種で行う。
教育計画 E-P フットケアについて必要な知識を伝え、患者さん自身でフットケアが実施できるように支援する。糖尿病の知識で必要なものを伝える。
*紹介する看護計画はあくまでも例です。この例を参考に患者さんに合わせた看護計画を作成してください。
■看護計画の書き方はこちら
看護問題リスト・看護計画の書き方|看護記録書き方のポイント2
看護問題
糖尿病による足病変の発症リスクがある
看護目標
足病変を発症せずに過ごすことができる
観察計画 O-P
自覚症状の有無
末梢神経障害の有無
糖尿病に関する理解
食事療法や運動療法の理解
インスリンや血糖降下薬に関する認識
足の皮膚や爪の状態
普段の生活状況
食事や飲水摂取状況
検査データ(血糖値、HbA1c、Alb、尿検査など)
援助計画 T-P
足の清潔を患者自身で保つことができるように支援する
爪をケアを適宜行うことができるように支援する
患者の持つ糖尿病の認識に合わせた情報を提供する
納得して食事療法や運動療法を受けられるように支援する
必要に応じて薬剤師や栄養士など他職種と協働して患者の服薬管理を支援する
教育計画 E-P
自分の足に適した靴を履く必要性を説明する
足や爪の清潔を保つ必要性を説明する
患者の理解に合わせて適宜食事療法や、運動療法、インスリン療法の説明する
糖尿病による合併症を説明する
低血糖の予防や対処方法を説明する
