慢性心不全で在宅酸素療法を導入している患者さんの看護計画
- 公開日: 2026/3/15
慢性心不全で在宅酸素療法を導入している患者さんの看護計画
何らかの要因で身体の酸素が足りない状態が長期間続く場合に在宅酸素療法が検討されます。そういった患者さんが入院しても身体に必要な酸素は投与していく必要があるため、入院生活中でも適宜呼吸状態を観察していく必要があります。今回は慢性心不全で在宅酸素療法を導入している患者さんが肺炎を発症して入院してきたケースの看護計画を立案しました。
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観察計画 O-P 患者さんの全身状態を把握する。バイタルサインや呼吸様式に加えて胸部X線から肺炎の状態を確認する。心不全に関する知識について、改めて確認するとともに、在宅酸素療法の実施状況についても把握しておく。
援助計画 T-P 患者さんや家族に疾患に伴う生活様式の変容について説明し、現在の呼吸状態やセルフケア能力での生活様式を検討し、支援する。
教育計画 E-P 酸素療法の必要性、慢性心不全について必要なことを伝える。
*紹介する看護計画はあくまでも例です。この例を参考に患者さんに合わせた看護計画を作成してください。
■看護計画の書き方はこちら
看護問題リスト・看護計画の書き方|看護記録書き方のポイント2
看護問題
心不全で酸素が必要な状態である
看護目標
心不全を自分なりにコントロールして生活できる
観察計画 O-P
呼吸状態(回数、様式、補助呼吸筋の使用など)
現在の生活に対する認識、理解
心不全の増悪リスク因子に対する認識、理解
在宅酸素療法の管理状況
労作時の呼吸状態
食事摂取状況
排泄状況
睡眠状況
検査データ(Alb、TP、BNPなど)
画像データ(心エコー、胸部X線など)
援助計画 T-P
呼吸状態やセルフケア能力を踏まえた生活支援を検討する
患者や家族に生活の変容について必要な知識を提供する
必要に応じて医師の指示に基づく薬剤を使用する
適宜、在宅酸素療法が適切に使用できるか確認する
教育計画 E-P
酸素療法の必要性を説明する
慢性心不全の増悪の要因について説明する
疑問や不安などはいつでも伝えてもらうように説明する
