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心電図

心電図関連の記事の一覧です。

心電図とは、心臓の電気的刺激を体表面から波形として記録したものを図に表したもので、主にP、Q、R、Sの4つの波で表現されます。測定する方法には、簡易的な測定が可能なモニター心電図(3点誘導)と、より詳しい病態を知ることができる12誘導心電図とがあります。必要とされる場面が違うため、患者さんの状態に応じて使い分けます。また、電極の数や貼付する位置も違うため、測定時には注意が必要です。

まとめ記事
*心電図|異常の見方(モニター心電図)

心電図 記事カテゴリ

「心電図」の記事一覧

15件/147件

<練習問題編②>致死性不整脈の心電図を知ろう

問題 先の心電図以外で、除細動および絶え間のないCPRが必要な心電図波形には何を思い浮かべますか? >>回答は次のページ! 答え 脈の触れない心室頻拍 【関連記事】 * 心電図でみる心室頻拍(VT)の波形・特徴とは? * 第9回 <読

2017/8/8

<練習問題編①>STが上がっているときはどうする?

入院時、モニター心電図をつけるよう指示があったため、つけてみるとSTが上がっているように見えたため、医師に報告した。この行動はあっているか、間違っているか。もし間違っているなら、どこがいけないのか答えなさい。 >>解答・解説は次ページで! 答え

2017/8/8

<練習問題編③>Lown分類を知ろう

問題 下記のようなモニター心電図を見つけました。この状態がずっと続いています。的確に医師に伝えるために、あなたはLown分類で○群ですと伝えました。○には何が適当ですか? >>回答は次のページ! 答え Lown分類でGrade3

2017/8/8

<練習問題編⑧> こんなときどうする?~ダブルカウントを起こしてしまう!(2)

2)12誘導心電図を確認してみると、下記のような波形であった。 Ⅱ誘導はR波とT波の高さが似ており、心電図計の感度を変えてみたが、どうしてもR波とT波を拾ってしまい、心拍数が倍に表示される。そこで、R波とT波に差があり、波形もとらえやすいV5誘導を3点誘導として出せ

2017/8/8

<練習問題編⑦> こんなときどうする?~ダブルカウントを起こしてしまう!(1)

問題 入院時、指示のあったモニター心電図を患者さんに装着したが、モニター心電計の心拍は、実際のものと違い、下記の波形のとおり、R波以外にT波も心拍数として拾ってしまう。 1)どうすべきか、まずとるべき行動について答えなさい。 >>回答は次のページ!

2017/8/8

<練習問題編⑤>心電図で重症度を判断しよう

問題 次の2つの心電図は、どちらがより危険と考えられますか? その理由も答えてください。 ① ② >>回答・解説は次のページ! 答え ① QRS幅を見れば、①の心電図は3メモリ以上なので心室性の不整脈、②の心電図は2メモリなので心房性の

2017/8/8

<練習問題編⑨> 頻回に心電図を取る患者さんに対して気をつけることは?

問題 救急搬送された64歳男性。心筋梗塞が疑われたため、12誘導心電図をとりました。胸部症状はあるものの、明らかなST変化はわかりにくいという状況でした。そこで、ニトロペン投与後、再び12誘導心電図をとるよう医師から指示がありました。5分後、再び12誘導心電図をとろうと

2017/8/8

<練習問題編④>異常波形を知ろう

問題 下記の波形はなんの波形でしょうか? 症状にはどんな特徴がありますか? >>回答は次のページ! 答え PSVTの波形、突然始まり突然終わる。QRS幅が狭い。 【関連記事】 * 心電図でみる発作性上室頻拍(PSVT)の波形・特

2017/8/8

ねじ子の12誘導心電図をなんとなく見る方法

[1]まずは自動診断の結果を見る(笑)。自動診断が正常であれば、たいていは本当に正常である。「正常なのかー。へー」と思いながら、全体をざっとチラ見して終了。 [2]自動診断でなにか異常結果を吐き出している場合は、腰を据えて見る。 [3]12誘導心電図で

2017/5/1

ねじ子のモニター心電図をなんとなく見る方法

[1]まずはアラーム設定をきちんとしておく。決してoffのままにはしておかない。 [2]アラーム音がしていなければ、たいていは本当に正常である。「正常なのか、へー」と思いながら、チラ見していればOK。 アラーム音がしている、またはなにか異常結果を吐き出して

2017/4/29

<練習問題編⑩>心電図を判読してみよう

問題 モニター心電図計のアラームが聞こえたので見てみると、以下のような波形でした。あなたはこの心電図をどのように判断し、どのような行動をとりますか? 答え 心室細動の波形。この心電図をみたら、瞬間的にBLSが必要な心電図である

2017/3/24

第13回<読み方・対応編⑪>洞不全症候群(SSS)

第3回目で洞性頻脈という不整脈を勉強しましたね。 これから勉強する洞不全症候群も「洞性」という言葉が含まれていますよね。「洞」=洞房結節なので、洞房結節が不全、つまりうまく働いていない疾患群という意味です。もっとかっこよく言うと、「洞不全症候群とは、洞房結節における

2017/3/17

第12回<読み方・対応編⑩>完全房室ブロック

【関連記事】 心電図でみる房室ブロック(AVブロック)の特徴 ペースメーカーの仕組みと適応となる疾患 ▼不整脈の看護について、まとめて読むならコチラ 不整脈の看護|検査・治療・看護のポイント  みなさんは房室ブロックという言葉を知っていますか?

2017/3/11

第11回 <読み方・対応編⑨>心室細動(VF)

心房細動は第5回目ですでに勉強しました。心房のいろいろな部分が小刻みに震えているのでしたよね。 心室細動も同様で、心室のいろいろな部分が小刻みに震えている状態です。 心房細動の場合、この小刻みに震えた心房でも、そのうちの何回かの電気刺激が刺激伝導系を伝って心室にた

2017/3/6

第10回<読み方・対応編⑧> トルサード・ド・ポアンツ(TdP)

トルサード・ド・ポアンツ。舌がもつれてしまいそうな名称ですよね。 読み方もトルサード・ド・ポアントとかポアンなどいろいろあます。 もともとの意味は、「棘波の捻れ」を意味するフランス語のようです。 私にはポアンと聞こえますが、特徴的な発音なので、だいたいどれでもみ

2017/2/27