1. トップ
  2. 看護記事
  3. 医療・看護技術から探す
  4. 検査
  5. 2ページ目

検査

検査関連の記事の一覧です。

臨床検査には、患者さんから採取した検体(血液、尿、便、細胞など)を調べる「検体検査」と、心電図や脳波、呼吸機能など患者を直接調べる「生理機能検査」があります。そのほか、レントゲン、CTやMRIなどの「放射線関連検査」、上部・下部消化管内視鏡、気管支内視鏡、胸腔・腹腔・膀胱・関節鏡などの「内視鏡検査」も代表的です。これら以外にも多くの検査があります。医師は、多くの検査の中から、患者さんの病状に合わせて必要な検査を選択しています。看護師は、検査の目的や行う理由、注意点などを把握しておくようにしましょう。

検査 記事カテゴリ

「検査」の記事一覧

15件/42件

尿沈渣の円柱って何?

症状の鑑別に必要な検査値について、よくあるギモンに答えます。 Q 尿沈渣の円柱って何? A 腎実質の異常がわかる所見で、尿細管を鋳型とした円柱状の物質です 尿沈渣は、尿を遠心分離し、沈殿した有形成分を顕微鏡下で観察する検査です。 沈殿成分に

2016/2/8

心筋梗塞の血液検査|鑑別に用いる4つの心筋マーカー(CKなど)

症状の鑑別に必要な検査値について、よくある質問に答えます。 Q. 4つの心筋マーカーにはどのような特徴の違いがあるの? A. 上昇する時期の違いによって、診断指標が選択されます。 心筋マーカーには、以下4つがあります。 CK/CK-M

2016/2/2

第3回 摂食嚥下障害の検査-嚥下造影検査(VF)と嚥下内視鏡検査(VE)

本連載では、摂食嚥下障害を初めて学ぶ方も理解できるよう、摂食嚥下障害の基本とともに、臨床症状や実際の症例を通じて最新の嚥下リハ・ケアの考え方を解説します。 摂食嚥下障害の検査にはどんなものがある? 臨床でスタンダードに用いられている摂食嚥下機能の検査に

2016/1/4

第12回 海外支援活動の経験

前回から引き続いて、今回も途上国での画像診断と医療支援のお話をさせていただきます。 必要なものは装置だけではない-発展途上国での現状- 言葉では知っているつもりでも、実際には経験してみないとなかなかわからないということは数多くあります。この国への寄贈の

2015/11/11

第11回 超音波検査とわずかにIVR ~発展途上国での画像診断

今回は超音波検査について記させていただこうと思います。そしてそれとともに、発展途上国ではどのような画像診断が行われているのか、少し書かせていただこうと思っています。 超音波検査装置のメリット 超音波検査装置は、非常に身近で、ありとあらゆると言ってよいくらい、様

2015/11/10

第10回 MRIの進歩~より早く、より細かく

MRIの進歩 MRIの信号は多種の情報を含んでいると前回解説しました。そのことは裏を返せば、MRIの信号は非常に複雑で、時に紛らわしい画像も得られる、ということです。これらは一般にアーチファクト(虚像)と呼ばれ、MRIだけでなく、ほかの画像でも見ることがありますが、

2015/11/9

第9回 MRI の特徴とMRI で得られる特殊な情報

MRIの利点 前回に引きつづいて、今回もMRIについてのお話です。MRIにはいくつか、非常に大きな利点があり、それらのいくつかが、臨床的な使用に際して大きな意味を持ってると思われます。この利点を理解することで、どの様な時にMRIが選択されるのか推測いただけるのではな

2015/11/8

第8回 MRI検査 基本的な事柄

MRI(核磁気共鳴装置)の注意点 今回はMRI(核磁気共鳴装置)について説明させていただこうと思います。皆さんにはMRIといった方が通りがよくて、核磁気共鳴装置、なんだそりゃ?といった感じかもしれませんね。 この装置はX線CTのように体の内部を画像化して見るこ

2015/11/7

第7回 CT検査の応用範囲の拡大と問題点

血管造影検査 今回ももう少しCT検査について記載させていただきます。 CTの進歩は、”より細かく、より早く”という方向であったと以前記しましたが、患者さまにとってみると、このほかに、”より侵襲が少なく、より簡便に”ということも、検査の進歩の方向性として重要であると思

2015/11/6

第6回 造影CTを用いた病変の精査

造影されるものとされないもの 今回も前回に引き続きCT検査について述べたいと思います。単純CTと造影CT、皆さんは患者さまに造影剤を使うときには同意書を作成すると思います。その時に、”造影剤を使って詳しく調べます”であるとか、”病変を詳しく調べるためには、造影剤を使

2015/11/5

第5回 CTscan~断面を見るということと最近の進歩

CT scanとは 画像診断装置は、それぞれ日々進歩を続けていますが、CTはその中でもその進み方が顕著でわかりやすい装置の一つではないかと思われます。今回から数回は、CT scan について解説したいと思います。 用語としては、今日ではCTと言えばX-線CTを

2015/11/4

【ヒヤリ・ハット】Case4 検査前に確認せずにMRI検査室に向かってしまった!

日々の看護場面でドキッとした経験はありませんか?大きな事故につながらなくても、そんな経験は減らしたいもの。2015年10月の医療事故調査制度スタートとともに、いま医療安全の意識が高まっています。この機会に、看護師が遭遇しやすいヒヤリ・ハット事例から、日常に潜む「あぶないケ

2015/11/3

第4回 核医学検査

核医学検査とは 核医学検査は、画像診断法の中でも、特異な地位を有しています。今回は核医学検査についてお話します。 前回造影剤についての解説をしました。造影剤は、その分布を経時的に評価することで血流に関する情報と、機能についての情報も得ることができます。

2015/11/3

第3回 造影剤の使用

造影剤の使用の目的 造影剤は、当然ですが、見えないものを見えるようにするために使います。そして重要なことは、もともとある画像情報に加えて、新たな情報を付加することが出来る、ということです。 造影剤を体内にいれると、造影剤が到達した部分は、画像上に何らかの変化が

2015/11/2

第2回 看護に役立つ単純X線撮影を学ぶ

単純X線撮影とは 今回は単純X線撮影の話です。単純X線撮影は、体の中をX線を通過させてその影を撮る という、最もシンプルな方法です。装置そのものが単純なので、専用の撮影室での撮像以外にも、専用の撮像装置をベッドサイドまで運んで撮像することも可能です。 通常は一

2015/11/1