「看護記録」の記事一覧
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脱水の看護計画|脱水で入院してきた高齢の患者さん
脱水で入院してきた高齢の患者さん 脱水には高張性、等張性、低張性の3つに分類でき、それぞれ異なる病態を示します。その発生機序を推測しながら情報収集を行い、適切に介入できるように立案しました。 POINT観察計画 O-P 脱水の程度を知るための情報(口渇感やツルゴール
感情表出に関する看護計画|肺がんの告知を受けた患者さん
肺がんの告知を受けても感情を表出できない(ようにみえる)患者さん 肺がんの死亡数は年々増加しており、予後良好なものから予後不良なものとさまざまです。そのため、患者さんは治療や予後に不安を抱えていることがあり、その感情をうまく表出できないケースがあるため、今回はそれらを踏ま
呼吸困難感に対する看護計画|COPDの患者さん
COPDに伴う呼吸困難感に関する看護計画 慢性閉塞性肺疾患(COPD)は有害物質を長期に吸入することで生じた肺の炎症性疾患で、喀痰の増加、気道の狭窄、肺胞の破壊などによって呼吸困難感を生じて、呼吸状態だけでなく日常生活に支障が出るため、それらに対する看護計画が必要と考えら
不安に対する看護計画|初期の認知症と告知を受けた患者さん
初期の認知症と告知を受けて今後に不安を感じている患者さん 認知症は血管性、アルツハイマー型、レヴィー小体型など同じ認知症であっても原因、病状の進行度合い、治療方法に違いがあるためそれを踏まえた看護計画を考えました。 POINT観察計画 O-P 認知症の程度を客観的に
セルフケア不足の看護計画|高齢による認知機能低下がみられる患者さん
高齢による認知機能低下に関連したセルフケア不足(排泄、食事や飲水など) 認知症と診断されていなくても認知機能の低下を認めることがあり、その度合いによって日常生活に支障をきたすことがあります。なんらかの疾患により入院してきた高齢の患者さんの様子から日常生活に支障が出ているの
アセスメントと看護
アセスメントとは 英語のassessmentは、評価という意味になりますが、臨床で看護師が行うアセスメントとは情報を収集し、整理・吟味し、判断する過程のことをいいます。情報の収集では問診で、既往歴、家族歴、服用している薬剤などといった情報とともに、息苦しい、胸が痛い、だる
低栄養に対する看護計画|COPDの患者さん
COPDに伴う低栄養に関する看護計画 慢性閉塞性肺疾患(COPD)は有害物質を長期に吸入曝露することで生じる肺の炎症性疾患です。それによって呼吸困難感を生じさせ、食思不振をまねき低栄養を引き起こすことが考えられるため、それを踏まえた計画を立案しました。 POINT観察
セルフケア不足の看護計画|呼吸困難で清潔を保持できないケース
呼吸困難によるセルフケア不足で清潔を保持できない患者さんの看護計画 慢性閉塞性肺疾患(COPD)は有害物質を長期に吸入曝露することで生じた肺の炎症性疾患で、呼吸困難感を生じさせます。症状が進行するにつれて日常生活に支障が出てくる可能性を考慮して計画を立案しました。 P
褥瘡の看護計画|仙骨部に褥瘡ができた患者さん
仙骨部に褥瘡がある患者さんの看護計画 褥瘡とは「身体に加わった外力によって、皮膚や皮下組織が長時間圧迫されることで血流障害が生じて骨と皮膚の間の軟部組織が壊死に至ったもの」を言います。そのため、その発生や悪化のメカニズムを踏まえて計画を立案していく必要があると考えられます
廃用症候群の看護計画|肺がん術後の予防が必要な患者さん
肺がんの術後で廃用症候群予防の内容を含む看護計画 廃用症候群とは「安静や活動低下に伴う身体機能や精神機能の低下」であり、肺がん術後の呼吸機能低下、創痛や無気肺など術後特有の症状に対する介入を念頭に計画を考えます。 POINT観察計画 O-P 廃用症候群の予防は早期離
看護過程|アセスメント、看護診断、計画立案、看護の実施、評価
看護過程とは 看護過程とは看護師が看護を行うプロセスのことをいいます。看護過程は、アセスメント、看護診断、看護計画、看護の実施、評価の5つの要素から成り立っています。この5つの要素はそれぞれが関連し合いながらつながっています。これらの要素は一度実施したら終わりというわけで
看護記録とは|基礎情報、看護問題リスト、看護計画、経過記録、看護サマリー
看護記録とは 日本看護協会の看護記録に関する指針では「看護記録とは、あらゆる場で看護実践を行うすべての看護職の看護実践の一連の過程を記録したものである」と定義されており1)、記載する内容は実施する看護の目的や必要性、どんなケアを実施したのかといったことになります。看護記録
看護計画に個別性を出すには
誰でも一度はハマる「個別性」の沼 「看護計画に個別性がない」というのは、言い換えると、受け持ち患者さんの特徴が表れていませんよ、ということ。でも、受け持ち患者さんの特徴が表れていないなんて、そんなはずはないんですよ。 受け持ち患者さんの話を聞かせてもらって、カルテ
SOAPが書けるかどうかは看護計画実施前に決まっている?
キーポイントは「準備を行うタイミング」 SOAPは、すでにあるものを「組み立てる」作業であって、「ゼロから創作する」ものではありません。SOAPを書くために必要なものを集めて、それらを構成すると、SOAPができあがる、というイメージです。 この方法でSOAPを書く
アセスメントが浅いとは?
「アセスメントが浅い」とされた場合の共通点 アセスメントが浅い、と指摘を受けるとき、考えられるケースはいろいろあります。主に、以下のような「浅さ」が挙げられます。 1.十分な情報がそろっていないため、結果としてのアセスメントに不足がある 2.十分な情報の読み取