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成田亜希子

記事数:110

医師

医師

東京都出身、弘前大学医学部卒。
国立医療科学院や結核研究所で研修を積み、保健所勤務経験から感染症、医療行政に詳しい。
日本内科学会、日本公衆衛生学会、日本感染症学会、日本結核病学会、日本健康教育学会所属。

「成田亜希子」の記事一覧

15件/110件

バージャー病の重症度分類

バージャー病の重症度分類は何を判断するもの?  バージャー病の重症度分類は、臨床所見からバージャー病の重症度を5つの段階に分類するスケールです。  バージャー病は、四肢の末梢血管に閉塞が起こり、四肢や指趾への血流が低下して、冷感、しびれ、蒼白化、潰瘍、壊死などの虚血症状が

2023/5/8

ベーチェット病の重症度基準

ベーチェット病の重症度基準は何を判断するもの?  ベーチェット病の重症度基準は、ベーチェット病の重症度を臨床症状から5つの段階に分類するスケールです。  ベーチェット病は、口腔粘膜のアフタ性潰瘍、外陰部潰瘍、皮膚症状、眼症状を主症状とする全身性炎症性疾患で、寛解と再発を繰

2023/5/4

潰瘍性大腸炎の臨床的重症度による分類

潰瘍性大腸炎の臨床的重症度による分類は何を判断するもの?  潰瘍性大腸炎の臨床的重症度による分類は、潰瘍性大腸炎の重症度を臨床所見から分類するスケールです。  潰瘍性大腸炎は、大腸や小腸の粘膜に炎症や潰瘍を引き起こし、慢性的な経過を辿る疾患で、若年成人に多くみられます。寛

2023/5/1

アトピー性皮膚炎重症度のめやす(厚生労働科学研究班)

アトピー性皮膚炎重症度のめやすは何を判断するもの?  アトピー性皮膚炎重症度のめやす(厚生労働科学研究班)とは、アトピー性皮膚炎の重症度を評価するスケールの一つです。  アトピー性皮膚炎の重症度を評価するためのスケールには、欧州で多く使用されるSCORADなどがありますが

2023/4/14

Lugano分類(2014)

Lugano分類(2014)は何を判断するもの?  Lugano分類(2014)とは、リンパ節を原発とする悪性リンパ腫の病期を分類するスケールです。  悪性リンパ腫は、白血球の一つであるリンパ球ががん化した悪性腫瘍です。ホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫(B細胞リンパ腫

2023/4/10

Endometriosis Fertility Index(EFI)

EFIは何を判断するもの?  Endometriosis fertility index(EFI)とは、子宮内膜症合併不妊症の術後妊娠率を評価するためのスケールです。  R-ASRM分類やBeecham分類など、子宮内膜症の重症度を評価するためのスケールはこれまで多く開発

2023/4/8

CAGE(アルコール依存症スクリーニングテスト)

CAGEは何を判断するもの?  CAGE(アルコール依存症スクリーニングテスト)とは、アルコール依存症のスクリーニングを行う指標の一つです。名称は質問項目(cut down、annoy、guilty、eye opener)の頭文字をとったもので、欧米を中心に広く使用されており、

2023/3/3

エジンバラ産後うつ病自己評価票(EPDS)

エジンバラ産後うつ病自己評価票は何を判断するもの?  エジンバラ産後うつ病自己評価票(Edinburgh Postnatal Depression Scale:EPDS)とは、産後うつ病のスクリーニングを行うためのスケールです。10種類の質問項目に対して、患者さん自身が記入した

2023/3/1

厚生労働省急性膵炎重症度判定基準(2008)

厚生労働省急性膵炎重症度判定基準は何を判断するもの?  厚生労働省急性膵炎重症度判定基準(2008)は、予後因子と造影CT所見から急性膵炎の重症度を評価するためのスケールです。  急性膵炎は年々増加傾向にあるとされており1)、2)、重症例では救命が困難になるケースもあるこ

2023/2/22

新国際病期分類(R-ISS分類)

R-ISS分類は何を判断するもの?  新国際病期分類(R-ISS分類)は、多発性骨髄腫の病期を評価するためのスケールです。  多発性骨髄腫は、血液細胞の一種である形質細胞が悪性化して増殖していく疾患ですが、血液細胞が正常に作られなくなるため汎血球減少症を引き起こし、貧血や

2023/2/20

R-ASRM分類

R-ASRM分類は何を判断するもの?  R-ASRM分類は、子宮内膜症の病変の大きさと癒着の範囲によって、進行度を分類するためのスケールです。  以前は、子宮内膜症を内診所見によって分類するBeecham分類が主流でしたが、腹腔鏡検査が普及してからは、腹腔鏡検査の所見に基

2023/2/18

Keith-Wagener(KW)分類/キースワグナー分類(慶大変法)

KW分類は何を判断するもの?  Keith-Wagener(KW)分類とは、高血圧性眼底所見を判定するためのスケールです。  高血圧は動脈硬化の大きなリスク因子の一つであり、網膜の細動脈にも動脈硬化を引き起こします。重症化すると視力や視野の障害を引き起こすため、早期段階か

2023/2/10

Borrmann分類(ボールマン分類)

Borrmann分類は何を判断するもの?  Borrmann分類とは、進行胃がん病変の肉眼的な所見を分類するために用いられるスケールです。具体的には、固有筋層に達した胃がんの肉眼的な所見を1~4型の4タイプに分類していますが、あくまで手術によって得られる切除標本の肉眼的な分類で

2023/1/27

Cohn分類

Cohn分類は何を判断するもの?  Cohn分類とは、無症候性心筋虚血を分類するためのスケールです。  無症候性心筋虚血は、心電図検査や心筋シンチグラフィ検査などで心筋虚血所見を認めるにもかかわらず、胸痛や労作性息切れといった自覚症状を伴わない病態で、高齢者や糖尿病患者さ

2023/1/25

Sarnat分類

Sarnat分類は何を判断するもの?  Sarnat分類とは、新生児仮死における低酸素虚血性脳症(Hypoxic ischemic encephalopathy:HIE)の重症度分類に用いられるスケールです。  HIEを発症すると患児には重篤な後遺症が残る可能性が高く、重

2022/12/26