症例ごとに看護計画を紹介!
記事数:152
立てるのが苦手な人も多い看護計画。この連載では、どのように考えて看護計画を書けばよいのか見本とともに紹介します。
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立てるのが苦手な人も多い看護計画。この連載では、どのように考えて看護計画を書けばよいのか見本とともに紹介します。
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くも膜下出血による意識障害で経管栄養を行なっている患者さんに関する看護計画 くも膜下出血は脳血管障害(脳卒中)の一つであり、主に動脈瘤が破裂して、軟膜とくも膜の間に出血が広がることで起こります。その結果、脳が障害され、意識障害が生じます。今回はくも膜下出血による意識障害で
肝臓がんによる腹水で倦怠感が生じている患者さんに関する看護計画 腹水とは、腹腔に体液が貯留している状態です。アルブミンの低下、炎症反応の上昇、門脈圧亢進などの原因によって生じます。肝臓がんの患者さんは、肝機能の低下によるアルブミン低下で腹水が貯留します。また、がんによる腎
間質性肺炎で終末期の患者さんに関する看護計画 間質性肺炎は異物の吸入や感染といった原因のあるものから原因が特定できないものなどさまざまな要因で、肺の間質が繊維化することでガス交換がうまくできなくなる疾患です。治療しても肺の繊維化が徐々に進行していく場合もあり、それに合わせ
脳梗塞による片麻痺がある患者さんの退院支援に関する看護計画 脳梗塞は何らかの原因で、脳の血管が狭窄・閉塞し、虚血が起こって、その血管が支配する領域の脳組織が壊死した状態です。脳組織が壊死することで意識障害や運動障害、感覚障害などが起こり日常生活の再構築が必要になり、今まで
心不全で終末期の患者さんに関する看護計画 心不全とは心臓に何らかの異常が生じて心臓のポンプ機能が破綻した状態です。増悪や寛解を繰り返しながら心臓の機能は徐々にあるいは急速に低下していき、終末期を迎えます。今回は心不全で終末期の患者さんに関する看護計画を立案しました。
肝臓がんによる黄疸が生じている患者さんに関する看護計画 黄疸とは、血液中で上昇したビリルビンが目や皮膚に沈着し、黄色に染まっている状態です。ビリルビンには間接ビリルビンと直接ビリルビンがあり、間接ビリルビンが肝臓でグルクロン酸抱合を受けると、直接ビリルビンが産生され、身体
腰椎圧迫骨折の保存治療を受ける患者さんに対する看護計画 骨折とは骨に対して何らかの力が加わり、骨としての構造や連続性が保たれていない状態です。加齢や骨粗鬆症など何らかの要因で骨の脆弱性が存在している場所に外力が加わることで圧迫骨折が生じます。治療として、保存的治療や手術が
心不全による肺水腫で低酸素血症を生じている患者さんに対する看護計画 心不全とは心臓に何らかの異常が生じて心臓のポンプ機能が破綻した状態です。それによって肺の毛細血管の圧力が上昇し、肺内に水分が漏出し肺水腫になったり、体液量が過剰になり浮腫などが生じたりします。今回は心不全
肺炎で治療中に点滴のルートを自己抜去してしまう認知症の患者さんに対する看護計画 認知症は血管性、アルツハイマー型、レヴィー小体型、前頭側頭型などの原因があり、認知機能の低下や活動性の低下といった日常生活に支障をきたす症状が見られる疾患です。認知機能の低下から点滴のルートを
肺炎で喀痰が多い患者さんに対する看護計画 肺炎とは細菌やウイルスなどの病原微生物が肺に感染して炎症を起こす疾患です。若年者から入院や介護施設に入所している高齢者などさまざまな人に生じる可能性があり、発熱のほかに、咳嗽や喀痰が多くなります。 今回は肺炎によって喀痰が
閉塞性イレウスの手術を受けた患者さんの看護計画 イレウスはさまざまな年代で生じる可能性があり、腸管の機能が障害される際に保存的治療あるいは手術が選択されます。今回は閉塞性イレウスの手術を受けた患者さんに関する看護計画を立案しました。 POINT観察計画 O-P 腹部
変形性膝関節症で人工膝関節置換術を受けた患者さんに関する看護計画 変形性膝関節症は体重増加や加齢などによって関節の変形や軟骨の摩耗が生じ痛みや歩行障害が起こりQOLに影響が出るため、膝関節を人工関節に置き換える治療が選択されることがあります。今回は変形性膝関節症に対して人
AKIでICU治療中に膀胱留置カテーテルを挿入されている患者さんに関する看護計画 AKI(急性腎障害)は腎前性、腎性、腎後性の要因が単一あるいは複合的に生じて腎臓が障害されて、電解質や酸・塩基平衡の維持や調整、尿を作り排泄することを通して身体のバランスを整えることができな
脳卒中による意識障害で洗髪が自力でできない患者さんに関する看護計画 脳卒中には脳の血管が破綻して出血が生じたくも膜下出血や脳出血、脳の血管が詰まる脳梗塞があります。どの状態においても脳に障害が生じるため意識障害が生じる可能性があり、患者さんのセルフケアが不足することが考え
誤嚥性肺炎の治療中にトイレ誘導を行う認知症がある患者さんに関する看護計画 認知症は認知機能の低下に加えて活動性の低下や嚥下機能低下といった日常生活に支障をきたす症状も見られる疾患で、血管性、アルツハイマー型、レヴィー小体型、前頭側頭型といった原因があります。今回は認知症の