症例ごとに看護計画を紹介!
記事数:149
立てるのが苦手な人も多い看護計画。この連載では、どのように考えて看護計画を書けばよいのか見本とともに紹介します。
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立てるのが苦手な人も多い看護計画。この連載では、どのように考えて看護計画を書けばよいのか見本とともに紹介します。
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低栄養状態や湿潤環境に伴う褥瘡発生リスクが高い患者さんの看護計画 褥瘡とは、持続的に圧迫されている場所の血流が滞ることで、皮膚の組織が障害されることで生じます。低栄養状態や湿潤環境で褥瘡の発生リスクが高くなると考えられるため看護計画を立案しました。 POINT観察計
肺炎によるガス交換が不十分な患者さんの看護計画 細菌やウイルスなどの病原微生物が感染して肺に炎症が生じて肺炎になることで、肺でのガス交換が良好に行えなくなります。不十分なガス交換によって組織の酸素化が障害されるため看護計画を立案しました。 POINT観察計画 O-P
肺炎による非効果的気道浄化に対する看護計画 肺炎とは細菌やウイルスなどの病原微生物が感染して肺に炎症を起こす疾患です。社会生活を営む若年者から入院や介護施設に入所している高齢者などさまざまな人に生じる可能性があるため看護計画を立案しました。 非効果的気道浄化は、気
食事摂取量が少なく低栄養状態の患者さんの看護計画 入院、検査、治療に伴い身体的、精神的、心理的な負担が掛かることで食思が低下することがあります。食事摂取量が低下して低栄養状態になることで病状の悪化やQOLの低下に繋がる可能性が考えられるため看護計画を立案しました。
がん性疼痛で入浴ができない患者さんの看護計画 「痛みは組織の損傷や障害の際に表現される不快な感覚および情動体験」1)と定義されています。がんによる身体的要素だけでなく精神的、心理的な要素などさまざまな要因で痛みを感じて入浴などのセルフケアが実施できなくなる患者さんに向けて
長期間の入院によるストレスに対する看護計画 治療の長期化や転院調整などさまざまな要因で入院が長期化することがあります。それによって日常生活に制限が発生しストレスが生じる可能性が考えられるため看護計画を立案しました。 POINT観察計画 O-P 患者さんの身体状況を把
間質性肺炎による呼吸困難でセルフケア不足が生じている患者さんの看護計画 間質性肺炎はさまざまな原因から肺の間質が繊維化することでガス交換がうまくできなくなる疾患です。呼吸困難感が生じてセルフケアが行えなくなる可能性が考えられるため看護計画を立案しました。 POINT
慢性心不全によるADL低下で今後の日常生活が変化することに対する看護計画 心不全とは心臓に器質的および/あるいは機能的異常が生じて心臓のポンプ機能の代償機転が破綻した結果、呼吸困難や倦怠感や浮腫が出現し、それに伴い運動耐容能が低下する臨床症候群と定義されています。そのため
踵部に褥瘡がある患者さんの看護計画 皮膚統合障害とは、表皮と真皮のどちらかまたは両方が変化した状態と定義されています。また、褥瘡は持続的に圧迫されている場所の血流が滞ることで、皮膚の組織が障害されることで生じます。高齢者に限らずどんな患者さんでも生じる可能性があるため看護
がん化学療法に関連した手足症候群による皮膚トラブルに対する看護計画 手足症候群は抗がん剤によって手や足の皮膚が障害される副作用です。マルチキナーゼ阻害薬などを用いて化学療法を実施される患者さんには生じる可能性があるため看護計画を立案しました。 POINT観察計画 O
肺炎による呼吸困難感に伴う安楽障害に対する看護計画 肺炎による痰の貯留やガス交換障害が起こることで呼吸困難感が生じて、日常生活を送る際に安楽が障害される可能性があるため看護計画を立案しました。 POINT観察計画 O-P 肺炎の症状や身体状況を確認する。呼吸状態や本
脳梗塞による片麻痺に関連したセルフケア不足の看護計画 脳血管障害(脳卒中)には、脳の血管が詰まる脳梗塞と脳の血管が破れる脳出血、くも膜下出血があります。そのうち脳梗塞は何らかの原因で、脳の血管が狭窄・閉塞し、虚血が起こって、その血管が支配する領域の脳組織が壊死した状態です
糖尿病患者の血糖コントロールに関する看護計画 糖尿病はインスリン分泌低下あるいはインスリン抵抗性による慢性的な血糖値の上昇とそれに伴う異常が生じる疾患です。1型と2型があり、インスリン依存性とインスリン非依存性に分類できます。そして、血糖コントロールとして食事療法や運動療
ストーマを造設する患者さんへの看護計画 ストーマには、人工肛門(コロストミー・イレオストミー)と人工膀胱(ウロストミー)があります。造設後はストーマケアを新たに習得しなければならないため、ケアを習得するために必要なことを確認する必要があります。また、ストーマの造設によ
ダンピング症候群のある患者さんの看護計画 胃がんを切除するということは、同時に周囲の胃も切除されることでもあります。そのため、術後は胃の機能低下が起こり、消化物の流れが変わります。胃液の分泌量低下や食べ物が未消化のまま急速に小腸に流れ込むことでダンピング症候群が生じるため