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ストーマ装具の基本知識|面板・パウチの種類と特徴
ここでは、ストーマ装具の基本知識について解説します。 ストーマ装具の基本 現在、販売されているストーマ装具は多種多様で、メーカーごとに工夫された製品が揃っています。しかし病院では、物品管理上品数を制限しているので、使用するストーマ装具はあらかじめ指定されている施
第6回 小児の経管栄養|目的、適応、手順、注意点
経管栄養の目的 経管栄養は、経口摂取が不可能あるいは不十分であり、消化管が機能している場合に、体外から消化管内に通じたチューブを用いて、栄養や薬剤を供給する目的で行われます。 経管栄養の適応 経管栄養が必要となる病態として、吸啜や咀嚼、嚥下機能障害(もしくは未熟性)
【オンライン】周麻酔期看護師なんでも相談会 開催決定!
周麻酔期看護師は、大学院の周麻酔期看護学の修士課程において養成され、麻酔科に専従勤務する看護師です。今回の「周麻酔期看護師なんでも相談会」では、どうやったらなれるのか、どんな仕事をしているのか、どうして目指そうと思ったのかなど、周麻酔期看護師にかかわる疑問について周麻酔期看護
第3回日本周麻酔期看護医学会学術集会開催のお知らせ
周術期、麻酔領域の医療に興味のある方どなたでもご参加できるオープンな学会です。 一般演題募集中。周術期に関わるすべての医療関係者のご参加を歓迎いたします。 テーマ 今こそ、日本の麻酔看護を考える 場所 WEB開催(オンデマンド配信) 会期 2022年
第5回 小児の吸引(気管吸引)|目的、手順、注意点
吸引の目的 小児は上気道が狭く自分の力で分泌物を喀出できないことがあるため、気道閉塞を起こしやすい状態になっています。そのため、下記の目的で必要時に吸引を実施します。 ①気道分泌物などの異物の除去 ②気道閉塞の防止と換気の改善 吸引の適応 以下のような症状が
機能的自立度評価法(functional independence measure:FIM)
FIMは何を判断するもの? 機能的自立度評価法(functional independence measure:FIM)とは、1983年に提唱されたADL(身の回りの必要最低限な活動)の評価方法の一つです。主に介助の必要度合いに着目した評価を簡便に行うことができ、介護負担度の
SIRS(systemic inflammatory response syndrome:SIRS)診断基準
SIRS診断基準は何を判断するもの? SIRS診断基準は、全身性炎症反応症候群(systemic inflammatory response syndrome:SIRS)の診断を行うためのスケールです。 SIRSは、1991年に敗血症の定義を明確化するためにアメリカで
今からでも始められる手術室でのCOVID-19対策
1.COVID-19とは 2019年からのCOVID-19の猛威はすでに皆さんご存じかと思います。毎日のように、新規感染者数やワクチンなどの情報がテレビやネットで飛び交っています。しかし、すべてが正確な情報ばかりではなく、中には誤った情報も含まれているため、正確な情報をキ
熱傷指数と熱傷予後指数
熱傷指数、熱傷予後指数は何を判断するもの? 熱傷指数(burn index:BI)と熱傷予後指数(prognostic burn index:PBI)は、熱傷の重症度判定と予後の推測を行うためのスケールです。 熱傷患者さんの予後は、熱傷の重症度(深度)と面積に左右され
第27回 3学会合同呼吸療法認定士認定講習会及び認定試験のお知らせ
3学会(特定非営利法人 日本胸部外科学会、一般社団法人 日本呼吸器学会、公益社団法人 日本麻酔科学会)合同呼吸療法認定士認定委員会は、学会認定制度による「3学会合同呼吸療法認定士」の認定を行うため、標記認定講習会および認定試験を下記の通り実施します。 認定講習会について
第4回 小児の吸入療法|吸入機器の種類・特徴・吸入手順・注意点
吸入療法とは 吸入療法は、気道や肺胞に直接薬剤を沈着させ、局所における作用・効果を発揮する治療方法です。内服や点滴に比べて少量で高い即効性が得られ、副作用も少なく、気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease:COP
第3回 小児の輸液管理|目的、穿刺部位、挿入部位の固定ポイント、注意点
輸液の目的 ①生体に水・電解質を補給してバランスを保ちます。 ②循環血液量を維持します。 ③栄養を補給します。 ④浸透圧の調節を行います。 ⑤必要な薬剤の投与を行います。 小児の水分・電解質バランスの特徴 通常、成人の体液は体重の約60%を占めますが、乳児や新
日本褥瘡学会関東甲信越地方会 千葉支部 第17回褥瘡セミナー&第14回在宅褥瘡セミナー 開催のお知らせ
褥瘡セミナーと在宅褥瘡セミナーの共同開催のため、今回は在宅における褥瘡ケアのノウハウを知り、日頃の「これでいいのかな?」を幅広く解決できるプログラムとなっています。 プログラムのメイントピックは、昨年9月に日本褥瘡学会理事長就任された館正弘先生のご講演です。新理事長と
骨粗鬆症の看護|原因、検査・治療、観察項目、看護計画
骨粗鬆症とは 骨粗鬆症について、WHO(世界保健機関)では、「低骨量と骨組織の微細構造の異常を特徴とし、骨の脆弱性が増大し、骨折の危険性が増大する疾患」と定義しています1)。骨折はADL低下や寝たきり状態を引き起こす主な要因の一つです。超高齢社会の日本において、骨粗鬆症への適
看護過程|アセスメント、看護診断、計画立案、看護の実施、評価
看護過程とは 看護過程とは看護師が看護を行うプロセスのことをいいます。看護過程は、アセスメント、看護診断、看護計画、看護の実施、評価の5つの要素から成り立っています。この5つの要素はそれぞれが関連し合いながらつながっています。これらの要素は一度実施したら終わりというわけで