感染管理
感染管理関連の記事の一覧です。
病院内で行う感染対策には、標準予防策(スタンダードプリコーション)と、標準予防策に加えて行う感染経路別予防対策とがあります。感染経路には空気感染、飛沫感染、接触感染がありますが、感染を予防するためには検査で感染症が確定する前から病歴や症状を勘案し、疑いの段階で早期に対策をとる必要があります。感染予防は一人ひとりの心がけが大切です。看護師は、普段から清潔、不潔の観念をしっかりと持ち、患者さんとかかわらなくてはなりません。
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「感染管理」の記事一覧
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第8回【廃棄物管理編】バイオハザードマークを使う分類って?
廃棄物管理については、まずは基準を知って、適切な廃棄を行いましょう。 Q. 廃棄物の処理方法で誤っているものはどれですか? (1)感染性の廃棄物の内容物の表示(バイオハザードマーク)で、鋭利物は黄色、固形状の可燃および不燃物は橙色、液状/泥状のものは赤
2015/11/19
第7回【消毒・滅菌・洗浄編】滅菌物の保管期間と汚染度の関係
消毒・滅菌・洗浄は器材を使用する上で欠かせません。 それぞれの目的と役割、取り扱い方法を知っておきましょう。 Q. 滅菌物は保管期間が長いほど汚染される可能性が高いって本当? ※A. NO 滅菌物が汚染されないように正しい保管管理を ※開封
2015/11/18
第6回【個人防護具】マスクと手袋、こんなときどうする?
個人防護具の中でも使用頻度の高い、マスクと手袋。 特にマスクは、状況に応じて使い分けが必要です。今回は、臨床でありそうな状況をクイズにしました。 Q. 空気感染疾患(疑い)の患者さんに着用してもらうマスクで誤っているのは、次のうちどれ? 1. N95微
2015/11/17
第5回【個人防護具】着脱の正しい手順
自分を守るためにも、媒介とならないためにも必要な防護具。 適切に使用するためにも、正しい着脱の順序を知っておきましょう。 Q. 個人防具の正しい着脱の順序はそれぞれどちらですか [着けるとき] 1 手指衛生→ガウン→マスク→ゴーグル・フェイスシール
2015/11/16
第4回【手指衛生編】正しい手指衛生とは?方法とタイミング
Q. 手指衛生の手順の内容で誤っているものはどれですか?(2つ選択) (1) 石けんと流水による手洗いは最低15 秒をかけて、手のひら・手の甲・指先(爪の周囲)・指・指の間・手首・親指の付け根など、むらのないように洗う。 (2) 石けんによる手洗いは、手指の乾燥
2015/11/15
第2回 なぜ必要? 感染対策を行う2つの理由【後編】
前編では、安全な医療を提供するための1番の基本であり、医療法でも義務づけられている、という話をしました。 後編では、2つ目の理由について解説します。 理由2 患者さんと自分を守るために欠かせないものだからです 感染対策は病院で働く一人ひとりが行うこ
2015/11/13
第1回 なぜ必要? 感染対策を行う2つの理由【前編】
当たり前のように行うこととされている感染対策ですが、なぜ必要なのかを知っていますか。 知っているのと知らないのとでは、感染対策を行うことへの意識が違ってくるのではないでしょうか。そこで、感染対策の解説に入る前に、まずはなぜ感染対策を行うのかを解説します。 理
2015/11/12
吸引する際に滅菌手袋を用いなければならない場合は?
痰の吸引を行なう上でなんとなく行なっていることを再確認しましょう。具体的なポイントを解説します。 滅菌手袋が必要となるのは挿管中の気管吸引時です。利き手に滅菌手袋を着用します。 これ以降、清潔操作は利き手で行うので、不潔となる操作は、もう一方の手で行い
2015/7/16
吸引チューブは使い捨てが基本! 吸引チューブの消毒はどうする?
痰の吸引を行なう上でなんとなく行なっていることを再確認しましょう。具体的なポイントを解説します。 CDCのガイドラインでも勧告されているように、吸引チューブは感染リスクの面から「セミクリティカル器材」に分類されています。 吸引チューブは、基本
2015/7/14
現場の要望から理想的なドレッシング材の導入へ
撮影:高橋宣仁[HIGEKIKAKU] 院内感染を防ぐための基本的な対策の一つに血管内留置カテーテルの安全管理があります。現場のスタッフの声を生かした理想的なドレッシング材の誕生に力を注いだ、公立陶生病院「感染制御室」の取り組みを紹介します。 「患者さんと、病
2013/10/4
清潔・不潔区域でのガウンテクニックを再確認しよう!
ついつい迷いがちなガウンテクニック。清潔区域と汚染区域での対応の違いと手順をよく頭にいれておくことが大切です。ガウンテクニックを再確認しておきましょう。 Q 清潔・不潔区域でのガウンテクニックをおさらいしたいのですが。 A 清潔区域と汚染区域にいるのでは、ガウンの
2012/2/13
看護師が知っておくべきMRSAに対する感染予防策
MRSA(エムアールエスエー)に感染した患者さんに対して普段行っている感染予防策に加え、何か特別なことをする必要があるのでしょうか。 感染が広がるのを防ぐためにも、必要なことはしっかりと知っておきたいものです。今回は、MRSAに感染した患者さんの環境整備や病室の清掃など
2012/2/6
知っておきたい注射器やライン類の保管方法
患者さんの療養生活を支える日常ケアこそ迷いなく実践したいものです。 そのなかでも疑問の集中した「清潔操作・感染予防」「移動・体位変換」「口腔ケア」について、元西武文理大学の熊谷祐子さんに聞きました。 Q. 滅菌した物品はどのような環境で保管すべきですか。また、注射
2012/1/16
第22回 CRBSI予防対策は当然のこととして実施されていなければならない!
CRBSIとは、Catheter-related bloodstream infectionの略語で、血管内留置カテーテル関連血流感染症と日本語では表現されています。かつてはCRS:catheter related sepsis、カテーテル敗血症という簡単な用語が使われていた
2011/5/16
第4回 『手指衛生』を考えましょう!
はじめに 手指衛生(手洗いや手指消毒)を行うことは、病院感染を防止する上でも、最も重要であると同時に、最も遵守率(コンプライアンス)の向上が困難と言われています。日常的な患者さんへのケアは多忙を極め、診療科やセクションによっては手洗い環境設備の不備により、手指衛生を行う
2010/5/31