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記事一覧

15件/3908件

便秘が心不全再入院リスクと関連――DPCデータを用いた大規模研究

 心不全による再入院のリスクに便秘が関与している可能性が報告された。東京都立多摩総合医療センター循環器内科/東京大学ヘルスサービスリサーチ講座の磯貝俊明氏らの研究によるもので、詳細は「Circulation Reports」11月号に掲載された。  便秘

2025/2/15

手術前の運動や栄養改善は術後の転帰を改善する

 手術を控えた患者に対し、術後の早期回復を目的に術前から運動療法や食事療法、心理的サポート、認知トレーニングなどを行うことを「プレハビリテーション」という。オタワ病院研究所(カナダ)の麻酔科医であるDaniel McIsaac氏らによる新たな研究で、プレハビリテーションを受け

2025/2/14

電子処方箋の病院導入率は3.9%と低調、新目標見直しへ

 厚生労働省(以下、厚労省)は、1月23日に開催された社会保障審議会医療保険部会で、電子処方箋の導入状況と今後の対応を明らかにした。2025年3月までに、ほぼ全国の医療機関・薬局での運用普及を目標としていた電子処方箋だが、医療機関の導入率は3月末までに約1割弱との見込みである

2025/2/13

糖尿病黄斑浮腫の国際重症度分類

糖尿病黄斑浮腫の国際重症度分類は何を判断するもの?  糖尿病黄斑浮腫の国際重症度分類は、糖尿病網膜症に伴う黄斑浮腫の程度を評価するために用いられる指標です。  網膜は眼底に広がる薄い膜状組織で、毛細血管が張り巡らされており、神経細胞に酸素や栄養を供給しています。糖尿病によ

2025/2/12

酸素を投与するときはどう考える?〜酸素療法の適応基準〜

今回の問題看護師国家試験第112回-午前-必修23 室内空気下での呼吸で、成人の一般的な酸素療法の適応の基準はどれか。  1.動脈血酸素分圧〈PaO2〉 60Torr以上  2.動脈血酸素分圧〈PaO2〉 60Torr未満  3.動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉

2025/2/7

進行・再発子宮体がん治療における免疫チェックポイント阻害剤・PARP阻害剤の新たな可能性 アストラゼネカ社メディアセミナー

2024年12月13日、アストラゼネカ社が「イミフィンジ・リムパーザ 適応拡大メディアセミナー」を開催しました。当日は、東京慈恵会医科大学の岡本 愛光先生から、進行・再発子宮体がん治療における現状と課題について、同じく東京慈恵会医科大学の西川 忠曉先生から進行・再発子宮体がんの新

2025/2/17

新型コロナウイルス感染症の重症度分類

新型コロナウイルス感染症の重症度分類は何を判断するもの?  新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症度分類は、感染症指定医療機関や一般医療機関において、患者さんの状態を適切に評価し、治療方針の決定や入院の必要性を判断するために用いられる基準です。特に救急外来や一般病棟

2025/2/4

多職種連携と専門職社会

「現代は〇〇社会である」と表現することがありますが、こんにちの私たちの社会は専門職なしには成り立たない、専門職に支えられて成り立つという意味で、「専門職社会」だといえるでしょう。専門職社会における専門職は、担う役割の大きさから、専門職としての矜持、いかに行動すべきかといった職

2025/2/1

難しい肺がん治療―薬物療法と陽子線治療で治療成績向上をめざす

中部国際医療センターが、「変わる肺がん治療 患者の新たな選択肢~保険適用となった陽子線治療と日進月歩の薬物療法」と題したメディアセミナーを開催しました。ここでは、高度な肺がん治療の先進研究に長年携わる樋田豊明先生(中部国際医療センター 肺がん治療センター長 呼吸器内科部長)の講演

2025/1/30

都道府県は災害時にすぐ保健医療福祉調整本部の立ち上げを

 厚生労働省(以下、厚労省)は1月21日、2024年度「健康危機における保健活動推進会議」を開き、災害時の保健活動、災害時の保健医療福祉に関する横断的な支援体制の構築などについて説明した後、シンポジウムを行った。昨年1月1日に発生した能登半島地震の経験を踏まえて、幅広い連携を

2025/1/31

65歳以上の全女性に骨粗鬆症スクリーニングを推奨――USPSTF

 米国予防医学専門委員会(USPSTF)は1月14日、65歳以上の全ての女性に対して、骨折予防のための骨粗鬆症スクリーニングを推奨するという内容のステートメントを発表した。また65歳未満であってもリスク因子のある女性は、やはりスクリーニングの対象とすべきとしている。一方、男性

2025/1/30

インフル流行で不採算品再算定の対象に解熱鎮痛薬など追加――2025年度薬価改定

 厚生労働省(以下、厚労省)は、1月15日に開催された中央社会保険医療協議会(以下、中医協)総会で、2025年度薬価改定(中間年改定)に関する薬価算定基準の見直し案を提示し、中医協に承認された。改定の対象は、平均乖離率(5.2%)の0.5~1.0倍を超える既収載品(2024年

2025/1/31

上腕カフ式の家庭血圧測定により血圧が下がる

 家庭での血圧自己測定の有用性に関する新たなエビデンスが報告された。日本高血圧学会による「デジタル技術を活用した血圧管理に関する指針」策定のためのタスクフォースとして、東北医科薬科大学医学部衛生学・公衆衛生学教室の佐藤倫広氏らが行ったシステマティックレビューとメタ解析の結果で

2025/1/31

自己主導型のCBTはアトピー性皮膚炎の症状軽減に有効

 アトピー性皮膚炎(atopic dermatitis;AD)は、強いかゆみや皮疹、乾燥肌を特徴とする炎症性皮膚疾患である。AD患者では、皮膚をかく行為が不安や抑うつなどのメンタルヘルス問題と関連していることが示唆されている。こうした中、オンラインで患者自身が行う認知行動療法

2025/1/29

2025年度予算案を閣議決定、新たな地域医療構想や医師偏在対策など重要施策を推進

 政府は2024年12月27日、一般会計総額115兆5415億円とする2025年度予算案を閣議決定した。このうち、社会保障関係費は38兆2778億円、前年度当初予算比1.5%増で、過去最高となった。厚生労働省(以下、厚労省)予算案は、新たな地域医療構想、医師偏在対策、かかりつ

2025/1/30