1. トップ
  2. 看護記事
  3. すべての著者関係者
  4. P
  5. 12ページ目

P

記事数:198

看護師 ライター 診療看護師(NP)
大学卒業後、500床以上の病院で内科、外科、救急、集中治療を経験。その後、大学院へ進学し、診療看護師(NP)を取得。

「P」の記事一覧

15件/198件

ストーマを造設する患者さんへの看護計画

ストーマを造設する患者さんへの看護計画  ストーマには、人工肛門(コロストミー・イレオストミー)と人工膀胱(ウロストミー)があります。造設後はストーマケアを新たに習得しなければならないため、ケアを習得するために必要なことを確認する必要があります。また、ストーマの造設によ

2022/9/27

ダンピング症候群に対する看護計画|胃切除術後の患者さん

ダンピング症候群のある患者さんの看護計画  胃がんを切除するということは、同時に周囲の胃も切除されることでもあります。そのため、術後は胃の機能低下が起こり、消化物の流れが変わります。胃液の分泌量低下や食べ物が未消化のまま急速に小腸に流れ込むことでダンピング症候群が生じるため

2022/9/1

呼吸困難とは|原因、重症度の判定、対処法、アセスメント、看護計画

呼吸困難とは  吸気や呼気の際に感じる不快な感覚の総称です。息苦しい、息切れなど、患者さんの自覚症状であるためさまざまな表現で症状を訴えます。 呼吸困難の訴えの一例 息が苦しい 息が吸いづらい、吐きづらい 胸が苦しい 呼吸がしんどい、つらい  など 呼

2022/8/31

終末期の患者さんへの看護計画

肺がん終末期の看護計画  肺がんには肺に発生する悪性腫瘍で肺そのものから発生した原発性と、他の臓器で悪性腫瘍が発生し肺に転移した転移性があります。進行度や転移の状況など総合的に判断して手術療法、化学療法、放射線療法が単独あるいは組み合わせて選択されます。しかし、がんの中では

2022/8/31

人工呼吸器関連肺炎(VAP)予防に関する看護計画|人工呼吸器装着中の患者さん

人工呼吸器装着中の患者さんのVAP予防に関する看護計画  人工呼吸器を装着して48時間が経過した後に発症した肺炎のことを人工呼吸器関連肺炎(VAP:ventilator-associated pneumonia)と言います。人工呼吸器に関連しているため、人工呼吸器を扱う場所

2022/8/31

無気肺の看護計画|肺炎による無気肺で呼吸困難感がある患者さん

肺炎による無気肺がある患者さんの看護計画  無気肺とは圧迫や閉塞などによる肺の含気量が減少した状態を言います。気道の異物、肺の腫瘍、胸水や気胸、長期臥床や筋力低下、全身麻酔など原因はさまざまであり、今回は肺炎による無気肺を生じている患者さんの看護計画を立案しました。

2022/8/31

縫合不全に対する看護計画|胃がん術後の患者さん

胃がん術後の縫合不全リスクがある患者さんの看護計画  胃がんを切除後は残った胃と十二指腸を繋げるなどの再建法が実施されるため、その縫合部やドレーン挿入部に縫合不全が生じる可能性があるため看護計画を立案しました。 POINT観察計画 O-P 創部に発赤などの感染徴候がな

2022/8/31

深部静脈血栓症予防に関する看護計画

深部静脈血栓症の予防に対する看護計画  静脈は深い部分を走行する深部静脈、皮下を走行する表在静脈、それらを連絡する穿通枝があり、この深部静脈に生じた血栓症を深部静脈血栓症と呼ばれています。術後や重症患者から長期臥床といった急性期から慢性期まで幅広く発症リスクが考えられます。

2022/7/29

脳梗塞の看護計画|rt-PA静注療法を実施後患者さん

脳梗塞に対してrt-PA静注療法を実施後の看護計画  脳血管障害(脳卒中)には、脳の血管が詰まる脳梗塞と脳の血管が破れる脳出血、くも膜下出血があります。そのうちの脳梗塞は何らかの原因で、脳の血管が狭窄・閉塞し、虚血が起こって、その血管が支配する領域の脳組織が壊死した状態にな

2022/7/25

非効果的健康管理に関する看護計画|くも膜下出血の患者さん

くも膜下出血の患者さんの非効果的健康管理に関する看護計画  くも膜下出血は脳血管障害(脳卒中)の一つであり、主に動脈瘤という血管の瘤が破裂して起こります。そして、急速な身体変化が生じた後の生活習慣の獲得や再発予防の為に退院後の生活において、食事や運動・休息、喫煙、飲酒といっ

2022/7/23

イレウス管挿入中の患者さんの看護計画

イレウス管挿入中の看護計画  イレウス管は胃管同様に経鼻的に挿入し、その先端はトライツ靱帯を越えて空腸以降に留置するチューブであり、チューブ先端に蒸留水で膨らませられるバルーンが付いています。イレウスや腸閉塞には保存的治療と手術療法があり、イレウス管は保存的治療で用いられま

2022/7/19

呼吸器合併症の看護計画|食道がん術後の患者さん

食道がん術後の呼吸器合併症に対する看護計画  食道は咽頭と胃をつなぐ管状の臓器で、食道がんは食道のどの部位でもできる可能性があります。そして、手術は食道がんに対する標準的な治療法であり、がんを含めた食道と胃の一部を切除し、胃や腸を使って再建術とリンパ節郭清を行います。痛みに

2022/7/17

感染リスクに対する看護計画|尿路感染症のリスクのある患者さん

尿路感染症リスクに対する看護計画  尿路感染症とは腎臓から尿道までの尿路のどこかに生じる感染症であり、男性の場合は前立腺や精巣などに生じた感染症も含まれる。基礎疾患の有無で単純性もしくは複雑性に分類され、年齢や性別を問わず発症する可能性がある。また、ADL低下による長期臥床

2022/6/28

不眠に対する看護計画|生活環境の変化により不眠になった患者さん

生活環境の変化に関連した不眠に対する看護計画  不眠とは入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害の4つに分類でき、さまざまな要因により日中の覚醒時に身体的・精神的・社会的に支障が生じている状態であり、単に睡眠時間が短いということではありません。そして、入院することで普段とは異

2022/6/27

筋力低下に対する看護計画|長期臥床で筋力が低下した患者さん

長期臥床による筋力低下に関する看護計画  筋力低下は1つあるいは複数の筋肉の力が低下することであり、運動ニューロンの障害や筋・骨格系の機能障害などさまざまな要因で生じます。今回は臨床で遭遇しやすい長期間の臥床によって生じる筋力低下に関して看護計画を立案してみました。

2022/6/25