第一三共ヘルスケア株式会社
記事数:56
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脱毛の機序 がん治療に伴う脱毛は、薬物療法による全身性の脱毛と放射線治療による照射部位の局所的な脱毛があります。抗がん剤などの薬物療法による脱毛は、毛周期における成長期にある毛髪が抜ける成長期脱毛の1つです。 毛根には毛母細胞という高い活動性の細胞があり、毛母
がん治療に伴う外見の変化 がんの三大治療である手術、放射線治療、薬物療法のいずれも、外見に変化が起こります。手術や放射線治療ではその治療部位に限局していますが、薬物療法では多様な変化が、さまざまな部位に生じます(表)。 表 がん治療に伴う主な外見の変化 div.c
がん治療の進歩や通院治療環境の整備により、生存率の上昇とともに、仕事をもちながら通院している患者さんも増えています。しかし、社会と接触しながら治療生活を送ることは、がん治療に伴う外見の変化を患者さんにより意識させる結果となっています。 分子標的治療薬のように、皮膚障害の
在宅療養者によくみられるスキントラブルとケア 在宅で療養している人の70%以上が、なんらかのスキントラブルを抱えているという報告があります1)。内訳をみると真菌感染症、湿疹や皮膚炎、IAD(失禁関連皮膚炎)が多く、そのほかにドライスキン、皮膚の浸軟、スキン-テ
がん患者さんへのスキンケアの基本 がん患者さんへのスキンケアで抑えておきたいポイント がん治療での薬物治療や放射線治療には、高率に皮膚障害が生じるケースがあります。皮膚障害の発症メカニズムを理解することによって、メカニズムに基づいた皮膚障害の予防、悪化防
ADL全介助の透析患者さん。微力な外力でも皮下出血→スキン-テア→感染を繰り返しています。保湿、上下肢の保護、トランスの工夫をしましたが、なかなか改善しませんでした。何かよい方法があれば教えてください。 透析患者さんはリスクが高いことを認識し、保護ができる環
臀部の排泄物による汚染を防ぐために、ワセリンを塗布していますが、浸軟してしまう際の対策があれば教えてください。 ワセリンは薄く油膜を張るイメージで使用します。必要に応じて保護剤の情報も提供します。 過剰にならないよう量に気をつける ワセリンは安価で入手
寝たきりの患者さんで、仙骨に大きな褥瘡(ポケットあり)があり、毎日洗浄し軟膏を塗布しておむつで保護していました。一時はよくなっていましたが、少しの圧で容易に大きくなってしまうという状態でした。在宅で行えるスキンケアの方法や除圧の工夫などがあれば教えてくた
清潔保持ケアへの拒否が強い人に対する、短時間でできる効果的なケア方法はありますか。また、白い粉がふく皮膚に対する清潔・保湿ケア方法を教えてください。 清潔ケアの目的を患者さんに説明し、その必要性を理解したうえでケアを受けられるようにします。日々の清潔ケアにプラス
比較的軽症の皮膚障害がみられる 免疫チェックポイント阻害薬による皮膚障害は、高頻度で、比較的軽症のものが多い傾向があります。よくみられるのは播種状紅斑丘疹型、尋常性乾癬、扁平苔癬で、重症のものには多型紅斑や水疱性類天疱瘡があります(表)。これらの皮膚障害は、免疫反応が過剰
細胞障害性抗がん薬で起こる皮膚障害のケア どんな皮膚障害を発症するのかを知っておく 細胞障害性抗がん薬では、表のような皮膚障害が起こります。 表 細胞障害性抗がん薬で起こる皮膚障害の種類 div.clsloh0uz1y{margin:5px;}div.clslo
8〜9割の患者さんにみられる皮膚障害 放射線は細胞周期の短い表皮の基底層や毛包、皮脂腺、汗腺などにダメージを与え、皮膚の乾燥や放射線皮膚炎などを引き起こします(図)。皮膚障害は照射する線量が多いほど生じやすく、低線量なら発赤程度で済むこともありますが、総線量が増えると、皮
がん治療によって起こる皮膚障害 がん治療には放射線治療、外科的治療(手術)、薬物療法などがあり、それぞれに特徴的な皮膚障害が起こります(表)。 表 がん治療で起こる主な皮膚障害 div.clslogxuaea{margin:5px;}div.clslogxuaea
がん患者さんのスキンケアにかかわる際に知っておきたいこと がん患者さんの皮膚の特徴 がんの好発年齢は40~50歳代からで、がん患者さんの多くは壮年期以上、特に老年期の患者さんです。加齢に伴い、表皮の基底細胞の分裂能力が低下し、ターンオーバーが延長します。そのため
おさえておきたい! スキンケアの基本 スキンケアの目的は皮膚の生理機能を正常に保つことであり、ケアの原則は皮膚の洗浄・清潔、保湿、保護です(表1)。十分に泡立てた洗浄剤で皮膚を優しく洗い、微温湯で洗い流します。洗浄剤は汚れだけでなく皮脂膜も除去してしまうため、保湿