創部感染を発症してしまった患者さんへの看護計画|大腸がん術後の患者さん
- 公開日: 2023/10/26
開腹手術で大腸がん術後のストーマ造設された患者さんの創部感染に関する看護計画
大腸がんとは大腸の粘膜細胞から発生する悪性腫瘍です。治療法の一つとして手術が選択され、大腸の切除に応じて便の排泄口を腹壁に作るストーマが造設されるため、創部やストーマ周囲の感染に注意する必要があります。そのため、今回は開腹手術による大腸がん術後のストーマを造設された患者さんの創部感染に関する看護計画を立案しました。
観察計画 O-P 腹腔内で異常があるかどうかはドレーンの排液から判断できる。創部の感染は、熱感や痛み、CRPやWBCの数値から確認する。その他、全身状態を把握しておく。
援助計画 T-P 創部を清潔に保ち、異常がないかを観察する。術後合併症予防のために、早期離床を促すかかわりを行う。
教育計画 E-P 創部感染のリスクと早期離床の必要性を説明する
*紹介する看護計画はあくまでも例です。この例を参考に患者さんに合わせた看護計画を作成してください。
■看護計画の書き方はこちら
看護問題リスト・看護計画の書き方|看護記録書き方のポイント2
看護問題
術後の創部感染のリスクがある
看護目標
創部の感染が生じないで過ごすことができる
観察計画 O-P
ストーマの排液量、性状、色調
周囲の皮膚の色調
排泄状況(回数、性状など)
ドレーンの排液量、性状
尿量、In-Outバランス、体重の推移
血液検査の推移
使用している薬剤
創痛の程度、推移
創部の状態(発赤、腫脹、疼痛、滲出液や出血の有無や程度など)
倦怠感の有無、程度
食事や水分摂取量
検査データ(TP、Alb、CRP、WBCなど)
画像データ(レントゲン、CT、エコーなど)
援助計画 T-P
腹部症状の観察を行う
可能な範囲で体位変換や離床を促す
ADLに合わせた清潔保持の方法を検討する
医師の指示に基づく薬剤の使用
教育計画 E-P
創部感染のリスクを説明する
離床の必要性を説明する
何かわからないことがあればスタッフに伝えてもらうように説明する
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