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第22回 子どもに“がん”をどう伝える?
医療者が患者の治療・ケアを行ううえで、患者の考えを理解することは不可欠です。しかし、看護の現場では、複数の患者への治療や処置が決められた時間に適切に実施されなければならないことが日常的です。また、心身が辛い中で療養している患者は、忙しそうに働いている看護師に対して、自分か

第7回 授乳中の不安・母乳育児ができない不安にお答えします!④搾乳と母乳の保存はどうしたら?
本連載では、医療人として、母親として理解しておきたい母乳育児について、第一人者である水野克己先生が解説します。 母乳を搾る「搾乳」はどんな時にすべき? 「搾乳」は赤ちゃんがNICUに入院するなど、特別な場合だけ必要な行為と思われがちですが、決してそんなことはあ

第6回 エンゼルメイクの目的②腐敗とその対処
患者さんがご臨終を迎え、本人の人格やその尊厳を失わないよう、ご遺体がケアする人の手を離れるまでケアを行なう「エンゼルケア(逝去時ケア)」。本連載ではそのエンゼルケアの実践法を解説します。 ▼エンゼルケアについて、まとめて読むならコチラ エンゼルケア(逝去時

第23回 がん患者さんが抱える経済的な不安とは?
医療者が患者の治療・ケアを行ううえで、患者の考えを理解することは不可欠です。しかし、看護の現場では、複数の患者への治療や処置が決められた時間に適切に実施されなければならないことが日常的です。また、心身が辛い中で療養している患者は、忙しそうに働いている看護師に対して、自分か

中心静脈(cv)カテーテル|感染リスクに注意する手技の根拠
中心静脈カテーテルは、患者さんにとって侵襲の高いものです。 感染症などのリスクも高いため、感染予防に配慮して管理する必要があります。 このケアのリスキーポイント 末梢からの輸液ルートの確保ができない場合、あるいは、集中治療を必要とする重症患者さんの全

【看護師のマナー】第37回 申し送りはポイントを絞り、簡潔に
新人ナースのための社会人マナーブック。今回は「申し送りはポイントを絞り、簡潔に」についてお話します。 よい申し送りができる人こそ、できるナースです 看護は24時間体制で行われますが、ひとりのナースが24時間看護をし続けることは、現実的に不可能です。

合併症を予防する口腔ケア
▼酸素療法についてまとめて読むならコチラ 酸素療法とは?種類・目的・適応・看護 普段行っているさまざまなケアにも根拠があります。 その根拠を知ることは、安全に安楽に実施することにつながります。 わかったつもりだったこと、今まであまり気にしていなかったこ

第6回 呼吸ケア関連本をリサーチ
患者さんへのよりよいケアを実現するために、知識を深める努力は欠かせません。とはいえ、学会やセミナーに行く時間はなかなか取れないもの。そんなとき活用したいのが、看護の専門知識がぎゅっと詰まった書籍。そこで今回は、呼吸ケアに関する書籍を紹介します。 いつでも学べ

ヒヤリハットしない輸液管理|点滴筒の満たし方、輸液量の確認など
ヒヤリ・ハット事例発生場面の上位に入るのがこのケア。感染はもとより手技の誤りによる事故には注意が必要です。 輸液管理のリスクを理解しよう! 一般病棟でも末梢静脈を介した輸液療法を行っている患者さんは多く、日常的な看護の一環として捉えている人も少なくない

第3回 患者さんの不安軽減には常に慎重に対応
医療の質や安全性に対する社会的関心はますます高まり、医療安全対策は今や医療現場での最重要課題の一つとなっています。 中でも、院内の安全管理を牽引する担当部署と現場を支える多職種の関係性は、その対策の徹底を大きく左右するといっても過言ではありません。 今回は、安

第16回 せん妄の治療やケアはどうするの?④薬物治療について―内服薬―
大きな手術後やがんの終末期などに極めて高頻度にみられる「せん妄」。せん妄は、注意力や意識が低下することで患者さんが転倒・転落したり、幻覚が見えて暴れたりと治療を大きく阻害するものです。特に低活動型のせん妄は見落としがち。本連載ではそんなせん妄へのアプローチ法をやさしく解

第5回 摂食嚥下リハビリテーションー嚥下訓練と食支援
本連載では、摂食嚥下障害を初めて学ぶ方も理解できるよう、摂食嚥下障害の基本とともに、臨床症状や実際の症例を通じて最新の嚥下リハ・ケアの考え方を解説します。 「嚥下リハ」とはどんなもの? 摂食嚥下リハビリテーション(嚥下リハ)というと、どういうことがイメ

第23回 在宅療養で補助として人工呼吸器を装着している患者さん
事例 [松子さんより提供された事例] 誤嚥により意識不明、心肺停止状態になり緊急搬送され、呼吸確保のため気管切開をし人工呼吸器を装着した患者さん。自発呼吸が出始めたため、人工呼吸器はあくまで補助として使用し、在宅療養となりました。そのような状態の患者さん

第6回 摂食嚥下障害の臨床Q&A 「患者さんが食べてくれない場合は?」
本連載では、摂食嚥下障害を初めて学ぶ方も理解できるよう、摂食嚥下障害の基本とともに、臨床症状や実際の症例を通じて最新の嚥下リハ・ケアの考え方を解説します。 経口摂取が進まない患者さんへのケアは? 87歳の認知症の女性。大腿骨頸部骨折で入院してから食事を

第10回 KOMIケアを実践しよう―①「持てる力」を観察する方法とは―
そもそも「看護」って何だろう?何をすれば看護といえるのだろう?本連載では、看護とはどのようなことであり、どのような視点で患者を観察し、また記録するのかについて、ナイチンゲールに学びながら解説します。 KOMIケア理論では「看護の目的論(看護のものさし)」「看