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熱傷面積(9の法則、5の法則、手掌法、Lund & Browderの法則)の算出方法
9の法則、5の法則、手掌法、Lund & Browderの法則は何を判断するもの? 熱傷面積を算出する方法は「9の法則」「5の法則」「手掌法」「Lund & Browderの法則」などが代表的で、熱傷による損傷がどの程度広がっているか簡易的に算定するために用いられます。

RASS(Richmond Agitation- Sedation Scale)
RASSは何を判断するもの? RASS(Richmond Agitation- Sedation Scale)は、鎮静薬を使用中の患者さんの鎮静状態を評価するためのスケールです。鎮静中に1時間~数時間の間隔で評価を行うことで適正な鎮静が行われているか評価する場合や、鎮静度の目

WIFI分類
WIFI分類は何を判断するもの? WIFI分類は、閉塞性動脈硬化症(arteriosclerosis obliterans:ASO)などの下肢の末梢動脈硬化疾患の予後を予測するために用いられるスケールです。末梢動脈硬化疾患は重度な虚血が生じると下肢の切断を余儀なくされるケース

麻酔器の構造を知ろう|看護師が知っておきたい麻酔器の仕組みと扱い方
はじめに 普段から手術室で見ている麻酔器ですが、その構造は知っていますか? 手術室の看護師も、時には麻酔器の立ち上げ、呼吸回路の組み立てやリークチェックなどを行う機会はあるかもしれません。麻酔器の構造って、何だか難しそうと感じるかもしれませんが、基本をおさえればより身近な

おむつ交換|手順、交換頻度、観察項目
目的 おむつは、トイレやポータブルトイレでの排泄ができない人や失禁のある人に対して、必要に応じて使用します。おむつは大きくアウターとインナーに分類され(表1)、アウターと呼ばれるものは、テープタイプの紙おむつ、パンツタイプの紙おむつ、2WAYパンツタイプ紙おむつ、ホルダー

早期に発見して皮膚障害の重症化を防ぐ ―がん研究会有明病院での抗がん剤治療における皮膚科連携の実際―【PR】
抗EGFR抗体薬を併用した抗がん剤治療では、ざ瘡様皮疹や爪囲炎など、特徴的な皮膚障害が発現することがあります。これらの皮膚障害は、適切なケアで重症化を防ぐことが重要ですが、どこまで外来で対処すればよいのか、皮膚科への適切なコンサルの時期はいつなのかについては、よく知られていま

褥瘡発生予防のスキンケアと発生時の対応【PR】
褥瘡を発生させないためには、体圧分散やスキンケア、栄養状態の保持などが重要です。褥瘡の発生を予防するためのケアと、褥瘡ができてしまった際のケアに分けて、スキンケアを中心に解説します。 褥瘡を発生させないために必要なスキンケアとは 褥瘡を発生させないためのスキンケアは

Fontaine(フォンテイン)分類
Fontaine分類は何を判断するもの? Fontaine(フォンテイン)分類はRutherford分類と同様に、下肢虚血の重症度を評価する際に使用されるスケールです。主に、下肢閉塞性動脈硬化症(Arteriosclerosis obliterans:ASO)や末梢動脈疾患(

おむつを使用している患者さんへのスキンケア【PR】
おむつをしているということはスキントラブルのリスクとなります。スキントラブルを起こさないために、どのような点に注意しケアをしていけばよいのか解説します。 おむつをしていることによるスキントラブルのリスクとは おむつをしていることで起こりうるスキントラブル IAD(

ホーン・ヤール(Hoehn&Yahr)の重症度分類
ホーン・ヤールの重症度分類は何を判断するもの? ホーン・ヤール(Hoehn&Yahr)の重症度分類は、パーキンソン病の進行度を評価するためのスケールです。同様の指標として、厚生労働省の研究班が作成した「生活機能障害度」があり、ホーン・ヤールの重症度分類とあわせて用いられること

がん治療に伴う口腔粘膜炎の苦痛を和らげるためにできること|Meiji Seika ファルマ ナース専科共催オンラインセミナー
2021年8月24日にMeiji Seika ファルマ ・ ナース専科共催オンラインセミナー「がん治療に伴う口腔粘膜炎の苦痛を和らげるためにできること」が開催されました。 がん治療に伴う口腔粘膜炎は高頻度に発症し、患者QOLの低下や感染リスクを高めるだけでなく、がん治療

「Elekta Unity MR リニアックシステム」千葉大学医学部附属病院で日本初の治療開始へ~がんを見ながら放射線治療をする、新しい時代が到来に
2021年11月11日(木)に、『「Elekta Unity MR リニアックシステム」千葉大学医学部附属病院で日本初の治療開始へ~がんを見ながら放射線治療をする、新しい時代が到来に』と題したプレスセミナーが行われました。今回は、千葉大学医学部附属病院 院長 横手幸太郎先生と、同

熱傷深度(Burn Depth:BD)
熱傷深度は何を判断するもの? 熱傷深度(Burn Depth:BD)は、臨床症状から熱傷による障害が皮膚組織のどの部位までおよんでいるのか評価するスケールです。 臨床症状から熱傷の深度を推定するため、実際の熱傷の深度とは必ずしも一致しないものの、見た目で判断でき、

腰椎穿刺(ルンバール)の介助|目的、手順、観察項目、合併症とケア
腰椎穿刺とは 脳や脊髄は髄膜によって包まれ、無色透明の脳脊髄液(髄液)に浮いた状態で存在しています。髄液は外部環境の変化や衝撃から脳・脊髄を保護するとともに、脳の形状維持の役割を担っています。脳室やくも膜下腔を循環している髄液の量は成人で約150mLであり、1日に産生

事例で見る地域包括ケア病棟の看護の実践
地域包括ケア病棟は地域の医療体制によって入院してくる患者さんは多岐にわたります。今回は事例を元に具体的にどのようなケアを行っているのかを紹介します。 地域包括ケア病棟での看護の実際 地域包括ケア病棟の入院患者さんの疾患は多種多様であり、亜急性期、慢性期、回復期から終