記事一覧
15件/3945件

第36回 制酸薬はどこに作用する?
消化器の機能は、数ある臓器系の中でもイメージしやすい反面、それがどのようにして実現されているのか、考えを巡らせることが少ないかもしれません。今回は消化器の機能を支える構造に注目し、単なる「現象」ではなく「機構」として消化器の働きを捉えられるようになりましょう。

第35回 消化管の基本構造を知ろう!
消化器の機能は、数ある臓器系の中でもイメージしやすい反面、それがどのようにして実現されているのか、考えを巡らせることが少ないかもしれません。今回は消化器の機能を支える構造に注目し、単なる「現象」ではなく「機構」として消化器の働きを捉えられるようになりましょう。

第28回 抗がん剤による脱毛体験の意味を理解する
医療者が患者の治療・ケアを行ううえで、患者の考えを理解することは不可欠です。しかし、看護の現場では、複数の患者への治療や処置が決められた時間に適切に実施されなければならないことが日常的です。また、心身が辛い中で療養している患者は、忙しそうに働いている看護師に対して、自

第12回 摂食嚥下障害の臨床Q&A 「きざみ食はダメなの?」
本連載では、摂食嚥下障害を初めて学ぶ方も理解できるよう、摂食嚥下障害の基本とともに、臨床症状や実際の症例を通じて最新の嚥下リハ・ケアの考え方を解説します。 最近、「きざみ食は意味がない」「きざみ食は良くない」といった話を聞きます。当院の食形態にはきざみ食があ

第3回 カテーテル関連感染への注意
カテーテル関連感染は皮膚バリア障害から生じる感染です。易感染性のがん患者さんにおいて、どのような対策が必要なのかを解説します。 カテーテル関連感染予防の基本とポイント 血管内留置カテーテルの場合 中心静脈カテーテルの挿入時には、感染を減らすために

第9回 エンゼルメイクの目的⑤家族の意向・希望・思いを考える
患者さんがご臨終を迎え、本人の人格やその尊厳を失わないよう、ご遺体がケアする人の手を離れるまでケアを行なう「エンゼルケア(逝去時ケア)」。本連載ではそのエンゼルケアの実践法を解説します。 ▼エンゼルケアについて、まとめて読むならコチラ エンゼルケア(逝去

【看護師のマナー】第41回 看護記録は読まれることを意識して
新人ナースのための社会人マナーブック。今回は「看護記録は読まれることを意識して」についてお話します。 患者さんが読むことも意識して 毎日、何らかのケアを患者さんに行います。実践した行為や、観察したことを記録したものが「看護記録」です。病院によって形式も

第33回 日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会総会開催
平成28年2月19日(金)~20日(土)に甲府富士屋ホテル(山梨)にて、第33回 日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会が開催されます。 テーマ 「次世代に繋ぐストーマ・排泄ケア―小児から成人、教育から臨床、臨床から地域へ―」 会長

第13回 呼吸ケアカンファレンス開催
平成28年4月8日(金)~10日(日)に国立京都国際会館(京都)にて、第13回 呼吸ケアカンファレンスが開催されます。 テーマ 「呼吸ケアのコツとワザ」 内容 【4月8日(金)】栄養、プライマリーコース、理学療法の実習1

【看護師のマナー】第39回 カンファレンスは大事な意見交換の場です
新人ナースのための社会人マナーブック。今回は「カンファレンスは大事な意見交換の場」についてお話します。 ▼看護師のコミュニケーションとマナーについて、まとめて読むならコチラ 看護師のコミュニケーションとマナー ひとつでいいから発言しよう

糖尿病の人は必ず尿糖が出ている?
症状の鑑別に必要な検査値について、よくあるギモンに答えます。 Q 糖尿病の人は必ず尿糖が出ている? A 必ず出ているとはいえません 尿糖は、血糖値がおおむね170mg/dl以上になると尿に溢出します。 尿糖が陽性であれば、その時点で

第11回 摂食嚥下障害の臨床Q&A 「とろみの加減はどの程度?」
本連載では、摂食嚥下障害を初めて学ぶ方も理解できるよう、摂食嚥下障害の基本とともに、臨床症状や実際の症例を通じて最新の嚥下リハ・ケアの考え方を解説します。 肺炎で入院している78歳パーキンソン病の女性。絶食となっていたが、症状の改善により主治医から嚥下訓練を

尿沈渣の円柱って何?
症状の鑑別に必要な検査値について、よくあるギモンに答えます。 Q 尿沈渣の円柱って何? A 腎実質の異常がわかる所見で、尿細管を鋳型とした円柱状の物質です 尿沈渣は、尿を遠心分離し、沈殿した有形成分を顕微鏡下で観察する検査です。 沈殿成分に

第32回 PTとAPTTの違いは?止血機構を知ろう
生体の維持に不可欠な「止血」の機構は、血小板や凝固因子が相互に作用しながら協調することで実現されています。 そのシステムの全貌はきわめて複雑ですが、臨床検査や薬剤に関係する事柄を中心に、止血機構についての知識を整理しなおしてみましょう。 止血の第1段階 血小板の粘

第2回 出血傾向がある患者さんへの歯磨き
がん患者さんに起こりやすい口腔粘膜ダメージによる感染をはじめ、誤嚥性肺炎など二次感染のリスクも懸念される口腔トラブルに対して、どのような対策が必要なのかを解説します。 血液データに注意した口腔ケアを 出血があるために歯磨きをしないのは、口腔内の不衛生に