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手術看護

手術看護関連の記事の一覧です。

手術室看護は、周術期という短い間で患者さんとコミュニケーションを取り、必要な情報を入手しアセスメントするという難しさがあります。手術中の手術室看護師の具体的な仕事内容は、主に器械出しと外回りの2つの役割に分かれます。器械出し看護師は、手術に必要な器械や物品を準備し、手術中は必要な器具を医師に渡します。そのため、術式を覚えるということも仕事の1つです。外回り看護師は、患者さんの観察や看護記録・麻酔介助などの業務を行います。全体を把握することが必要とされるため、ベテラン看護師が行うことが多いです。

手術看護 記事カテゴリ

「手術看護」の記事一覧

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第2回日本周麻酔期看護医学会 開催のお知らせ

周術期、麻酔領域の医療に興味のある方どなたでもご参加できるオープンな学会です。 開催日 2020年2月23日(日) 場所 聖路加国際大学 臨床学術センター (〒104-0044 東京都中央区明石町10番1号) テーマ 周麻酔期看護師と

2019/10/30

聖路加国際病院での術後回診チーム(Acute Pain Service)

当院の術後回診チーム(APS;Acute Pain Service) 術後回診チーム(APS;Acute Pain Service)とは  当院では2016年よりAPSの活動を開始しました。APSのメンバーである麻酔科医師1名、周麻酔期看護師1名が主に術後1日

2019/10/28

症例から学ぶ! 術後痛管理の実際

前回、さまざまな鎮痛方法を紹介しました。今回は症例を提示し鎮痛方法の実際を解説していきます。 症例1 事例紹介 70歳、男性、身長175㎝、体重58㎏、特に既往のない患者 診断:下部胆管がん 術式:膵頭十二指腸切除術 麻酔方法:硬膜外麻酔(カテーテル挿入部

2019/8/28

手術によるDVTのリスクはどう評価して、予防する?

DVTとは  DVT(deep vein thrombosis)とは深部静脈血栓症のことで、皮膚を見たときに浮き出ている表面の静脈ではなく、身体の深いところにある静脈に血の塊ができ、栓をして流れを止めてしまう疾患です。足の静脈にできることが多く、血栓が血流に乗って肺動脈

2019/8/6

術後痛管理の実際〜さまざまな鎮痛方法〜

鎮痛方法には代表的なものに薬物療法、理学療法、精神・心理学療法などがあります。今回は術後痛の管理で身近に行われている薬物療法について解説していきます。薬剤を用いて行われるさまざまな鎮痛方法と、それらの鎮痛方法を用いてより効果的に術後鎮痛を行う方法を紹介していきます。

2019/6/26

術前抗菌薬の適切な投与時期はいつ?

ここで解説する内容はすべて一般的な手術を受ける場合の術前の抗菌薬投与の話です。手術とは関係なく、術前から治療として抗菌薬投与が必要な疾患をもっている場合などでは、その疾患の治療も必要となりますので医師の指示を確認しましょう。 無菌操作であれば菌はゼロ?

2019/5/23

第3回 お産の進行と痛み -分娩進行に合わせた産痛緩和-

分娩進行  分娩経過は分娩第1期、分娩第2期、分娩3期と3つの時期に分類されます。分娩第1期は分娩開始から子宮口全開大までの時期をいい、初産婦は約10〜12時間、経産婦は約5-6時間程度となります。分娩第2期は子宮口全開大から児娩出までの時期をいい、初産婦は約1-2

2019/3/28

内視鏡手術とは|合併症、看護師の役割と注意点

 手術にはさまざまな術式があります。例えば消化器外科の手術で幽門側胃切除や右半結腸切除などお腹を大きく開けて手術をする、いわゆる開腹手術があります。最近は大きく腹部を開けずに、ポートと言われる筒状のものを数本腹部に差し、そこから長い鉗子を挿入し手術をする内視鏡手術という術

2019/2/28

誤った患者への輸血

 輸血療法施行時に患者を誤った事例が8件報告されています。(集計期間:2004年10月1日~2007年6月30日。第9回報告書「共有すべき医療事故情報」に一部を掲載)。 報告事例のうち6件は、輸血用血液製剤を接続する際に、患者と使用すべき製剤の照合を最終的に行わなか

2019/2/27

術後痛のアセスメントとは|術後急性期の痛みの特徴とケア

今回は前回に引き続き、術後に起こりやすい痛みの種類や発生機序を理解したうえで、実際の臨床現場でどのように患者さんの痛みをアセスメントしていくかを解説していきます。 術後痛のアセスメント  手術患者さんの多くは、手術が決定した時点からすでに術後の傷の

2019/2/6

手術部位の左右の取り違え

 手術部位の左右を取り違えた事例が9件報告されています(集計期間:2004年10月1日~2006年12月31日、第8回報告書に一部を掲載)。   左右を取り違えた事例の多くは、手術部位のマーキングが適切になされなかった事例です。 事 例 1

2019/2/6

個別テーマについての検討状況|第4回報告書(2005年10月〜12月)

1) 手術における異物残存 (1)分析の現況  平成17年10月1日から同年12月31日までに、新たに報告のあった手術における異物残存に関する医療事故事例は9件であった(図表III-1)。  異物の残存が発見された事例を、第2回報告書(注

2019/1/31

第2回 無痛分娩の流れ(妊娠中から分娩まで)と助産師・看護師のケア・観察ポイント

無痛分娩における助産師・看護師がかかわるものの基本的な流れは、下記のようになります。この回では無痛分娩に関する妊娠中から分娩までの、助産師・看護師のケアや観察ポイントを説明していきます(分娩後の助産師・看護師のケアや観察ポイントは第4回で解説します)。 図1 無痛分

2019/1/17

個別テーマについての検討状況|第3回報告書(2005年7月〜9月)

1) 手術における異物残存 平成17年7月1日から平成17年9月30日までに、新たに報告のあった手術における異物残存は5件であった。平成16年10月1日から平成17年9月30日の1年間では23件の報告があった(表1)。  異物残存が発見されたの

2019/1/10

手術室での学生の実習とは?

 看護学生の最大の試練といえば実習ではないでしょうか。筆者も実習は〝大の〟苦手で、こんな辛い思いをするならば看護師になりたくないと思ったものです。ましてや手術室の実習となるとどうでしょう。学生の間に授業で取り上げられることはほとんどありませんし、手術が実際どの様に行われて

2019/1/9