フィジカルアセスメント
フィジカルアセスメント関連の記事の一覧です。
フィジカルアセスメントとは、問診、視診、聴診、打診、触診などを用いて患者さんの情報を集め、分析し、患者さんにあった対応を考察することをいいます。どのような看護でも、患者さんの状態観察から適切なケアとは何かを判断することが必要となり、フィジカルアセスメントなしに看護を行うことはあり得ません。また、ケア実施後も患者さんの状態をアセスメントし、自分が行ったケアを評価することが大切になります。
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「フィジカルアセスメント」の記事一覧
15件/98件
第27回 胃内に血液混じりの残留物があった患者さん
今月の事例 [Kさん から提供された事例] 小児病棟に入院中の重症心身障害児。肺炎により入院となり、絶飲食で末梢点滴から輸液を行っていました。入院時38度台だった熱が36度台まで下がり、SpO2 90%後半、血圧は80台となり、医師の指示により経管栄養が開
2016/7/5
瞳孔反射(対光反射・輻輳反射)の見方、眼球運動の試験-中枢神経系アセスメント
【関連記事】 ● マンガでわかる! 意識レベルのアセスメント● 急変時に行う「迅速評価→1次評価(ABCDE)→2次評価(SAMPLE)」とは? 瞳孔反射の見方 瞳孔反射は対光反射や輻輳反射により検査しますが、瞳孔は明るいところでは収縮するので、できるだ
2016/6/24
第26回 うまく痰を喀出できない患者さん
今月の事例 うまく痰を喀出できない患者さん [かーこさんから提供された事例] 肺炎で入院してきた70歳代の男性患者さん。痰が絡まっているような音がし、咽頭までは上がってきていますが、口から喀出できない状態だったため、吸引を行い痰を排出していました。 ベッド上臥床で
2016/5/10
【マンガでわかる!】JCSの具体的な付け方
JCS(ジャパン・コーマ・スケール)は、患者の意識レベルを9つに分類(大分類:3パターン × 小分類:各3パターン)する測定手法です。意識レベルのアセスメント法についてマンガで詳しく解説します! 【大分類】 Ⅰ:覚醒している Ⅱ:刺激すると覚醒する Ⅲ:刺激し
2016/4/22
第25回 腹痛で入院してきた患者さん
事例 [いもさんより提供された事例] 腹痛で入院してきた患者さん。急激な血圧低下や上昇はなく、下痢が続いていたため医師の診断は腸炎でした。 患者さんは、うつむき加減で顔をしかめ、座位で腹部全体をさすっていて、夜も眠れていないようでした。ペンタゾシンを使用
2016/3/15
第24回 看護師が知っておきたいアセスメントのコツ
今回は、アセスメントするときに念頭においておきたいことを解説していきます。 ゴールがどこなのかを認識しよう アセスメントは入り口もゴールもバラバラで、ものすごく幅があります。求められる程度は、在宅か病棟かなど看護の現場によっても違います。 疾患名に結びついた
2016/2/15
【看護師のマナー】第40回 アセスメントの重要性を認識しましょう
新人ナースのための社会人マナーブック。今回のお話は「アセスメントの重要性を認識しましょう」です。 正確な情報を取るために 看護において、アセスメント(情報収集・観察)は、とても重要な業務です。これは奥が深いものですから、毎日が勉強の連続でしょう。
2016/2/4
【黄疸の看護】原因・メカニズムと症状、アセスメント
黄疸は血中のビリルビンが増加したことによって起こる症状です。黄疸が生じるメカニズムや原因疾患について整理しておきましょう。 【関連記事】 ● 【肝硬変】症状と4つの観察ポイント、輸液ケアの見極めポイント● 【ヘモグロビン代謝】どうやってヘモグロビンがビリルビンにな
2016/1/13
第23回 在宅療養で補助として人工呼吸器を装着している患者さん
事例 [松子さんより提供された事例] 誤嚥により意識不明、心肺停止状態になり緊急搬送され、呼吸確保のため気管切開をし人工呼吸器を装着した患者さん。自発呼吸が出始めたため、人工呼吸器はあくまで補助として使用し、在宅療養となりました。そのような状態の患者さん
2016/1/11
第2回 【呼吸】聴診スキルアップ!(聴診部位など)
呼吸ケアに欠かせない"聴診"。基本的なアセスメント技術ですが、「どこを聴いたらいいのかよくわからない」「聴きとった音が何を意味するのか判断が難しい」と感じる人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、聴診を基礎からおさらいします。 ▼バイタルサインについて、
2015/12/26
【脳神経外科系】ドレーン急変のアセスメントのポイント
関連記事 ■意識障害に伴う5つの危険な症状 ■第8回 中枢神経系アセスメント-瞳孔反射の見方・眼球運動の試験 ■ドレーン管理のアセスメントのポイント【脳神経外科系】 ポイント1 バイタルサインと瞳孔をみる 脳神経外科領域のドレナージを受けている患者さんは
2015/12/19
第22回 心窩部痛を訴える患者さん(その2)
今回の事例 [りーさん より提供された事例] 冠動脈バイパス術後のリハビリ期の患者さん。術後創痛があり、ロキソニンを頓用内服していました。ある日、「お腹が痛い、痛み止めがほしい」との訴えがありました。 →この患者さんに起こっていることは?
2015/11/23
第21回 心窩部痛を訴える患者さん(その1)
今回の事例 [りーさん より提供された事例] 冠動脈バイパス術後のリハビリ期の患者さん。術後創痛があり、ロキソニンを頓用内服していました。ある日、「お腹が痛い、痛み止めがほしい」との訴えがありました。 →この患者さんに起こっていることは?
2015/10/26
第20回 浮腫があるが水分制限がされていない患者さんへの指導
今回の事例 [macoさん から提供された事例] 左前交通動脈のクリッピング術後で、右不完全麻痺がある患者さん。術後は「水分をこまめに多めに摂取して」と医師より説明され、それを守っていました。数年後、糖尿病と心不全を発症し、下肢に浮腫が出現し始めました。
2015/9/28
第19回 眠っているのか、意識レベルが低下しているのか判断がつかない患者さん
今回の事例 [もうさん から提供された事例] 80歳代前半で、既往に高血圧、脳血管疾患や心疾患のない男性患者さん。ある日、ラウンドしているとき気になったため、名前を呼んで声をかけても反応がありません。さらに身体をゆすってみても反応はありませんでした。バイ
2015/9/21
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心電図でみる心室期外収縮(PVC・VPC)の波形・特徴と
心室期外収縮(PVC・VPC)の心電図の特徴と主な症状・治療などについて解説します。 この記事では、解説の際PVCで統一いたします。 【関連記事】 * 心電図で使う略語・用語...
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血液ガス分析とは?血液ガスの主な基準値 血液ガス分析とは、血中に溶けている気体(酸素や二酸化炭素など)の量を調べる検査です。主に、PaO2、SaO2、PaCO2、HCO3-、pH, ...
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吸引(口腔・鼻腔)の看護|気管吸引の目的、手順・方法、コ
*2022年12月8日改訂 *2022年6月7日改訂 *2020年3月23日改訂 *2017年8月15日改訂 *2016年11月18日改訂 ▼関連記事 気管切開とは? 気管切開...
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採血|コツ、手順・方法、採血後の注意点(内出血、しびれ等
採血とは 採血には、シリンジで血液を採取した後に分注する方法と、針を刺した状態で真空採血管を使用する方法の2種類があります。 採血の準備と手順(シリンジ・真空採血管) 採血時に準備...
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心電図の基礎知識、基準値(正常値)・異常値、主な異常波形
*2016年9月1日改訂 *2016年12月19日改訂 *2020年4月24日改訂 *2023年7月11日改訂 心電図の基礎知識 心電図とは 心臓には、自ら電気信...
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第2回 小児のバイタルサイン測定|意義・目的、測定方法、
バイタルサイン測定の意義 小児は成人と比べて生理機能が未熟で、外界からの刺激を受けやすく、バイタルサインは変動しやすい状態にあります。また、年齢が低いほど自分の症状や苦痛をうまく表現できません。そ...
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術前・術後の看護(検査・リハビリテーション・合併症予防な
患者さんが問題なく手術を受け、スムーズに回復していくためには、周手術期をトラブルなく過ごせるよう介入しなければなりません。 術前の検査 術前は、手術のための検査と、手術を受ける準備を...
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サチュレーション(SpO2)とは? 基準値・意味は?低下
*2019年3月11日改訂 *2017年7月18日改訂 *2021年8月9日改訂 発熱、喘息、肺炎……etc.多くの患者さんが装着しているパルスオキシメータ。 その測定値である...
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第2回 全身麻酔の看護|使用する薬剤の種類、方法、副作用
【関連記事】 *硬膜外麻酔(エピ)の穿刺部位と手順【マンガでわかる看護技術】 *術後痛のアセスメントとは|術後急性期の痛みの特徴とケア *第3回 局所浸潤麻酔|使用する薬剤の種類、実施方...