フィジカルアセスメント
フィジカルアセスメント関連の記事の一覧です。
フィジカルアセスメントとは、問診、視診、聴診、打診、触診などを用いて患者さんの情報を集め、分析し、患者さんにあった対応を考察することをいいます。どのような看護でも、患者さんの状態観察から適切なケアとは何かを判断することが必要となり、フィジカルアセスメントなしに看護を行うことはあり得ません。また、ケア実施後も患者さんの状態をアセスメントし、自分が行ったケアを評価することが大切になります。
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「フィジカルアセスメント」の記事一覧
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第18回 【番外編】アセスメントに迷ったとき、誰に相談する?
今回は、アセスメントに迷ったときに誰に相談するのかを聞いた結果を紹介します。みなさんが困ったときにどうしているのか、参考にしてください。 ナース専科コミュニティの会員に、アセスメントに迷ったとき、どうするかを聞きました。回答者数は306人。 あなたはア
2015/9/4
第17回 脊髄損傷3週間後に急な呼吸苦を訴えた患者さん
今回の事例 [T.Oさん から提供された事例] 脊髄損傷の患者さんが受傷後3週間ごろに、急な呼吸苦の訴えがありました。そのときのSpO2は80台後半となっていました。元々医師より「SpO2は95%をキープ、酸素は3Lまで」という指示が出ていました。
2015/8/17
第16回 SpO2が70%台になってしまった患者さん(その2)
今月の事例 [さくらさん から提供された事例] 慢性心不全の患者さんが肺炎を併発し、入院してきた83歳の患者さん。入院時より経鼻カニューラで3L/分で酸素を投与していました。入院時の医師からの指示は「SpO2 92%未満で酸素を1Lずつ上げる、リザーバー
2015/8/3
第15回 SpO2が70%台になってしまった患者さん(その1)
今回はSpO2が下がった患者さん。酸素を上げるべきか、ほかのことをするべきか、みなさんにアセスメントしてもらいました。 今回の事例 [さくらさん から提供された事例] 慢性心不全の患者さんが肺炎を併発し、入院してきた83歳の患者さん。入院時より経鼻カ
2015/7/17
「痰の貯留部位」を把握する触診法は?
痰の吸引を行なう上でなんとなく行なっていることを再確認しましょう。具体的なポイントを解説します。 音はするのに、痰が引けないというのは、よくあるケースです。 でも、聴診して音が聴こえたからといって、全ての痰が吸引できるわけではないのです。 吸引で
2015/7/17
第14回 胃部不快感を訴える、在宅療養中の患者さん(その3)
前回記事はこちら ■胃部不快感を訴える、在宅療養中の患者さん(その1) ■胃部不快感を訴える、在宅療養中の患者さん(その2) 事例つづき 訪問時点で患者さんの脈拍は48回/分。腹痛・腹部膨満はなし。身体の痛みや肩こりなどの有無を確認すると、肩こりは
2015/6/26
第13回 胃部不快感を訴える、在宅療養中の患者さん(その2)
今回はさらに事例を進めて、見ていきます。 前回の記事はこちら 胃部不快感を訴える、在宅療養中の患者さん(その1) 今回の事例 胃部不快感を訴える、在宅療養中の患者さん つづき [モコモコさん より提供された事例] 心筋梗塞の既往があり、心
2015/6/12
第12回 胃部不快感を訴える、在宅療養中の患者さん(その1)
今回の事例を通して、優先順位の考え方や思考の過程を書くことの大切さについて解説していきます。 今回の事例 しばしば胃部不快感を訴える自宅療養中の患者さん [もこもこさん から提供された事例] 心筋梗塞の既往があり、心不全、胃潰瘍、便秘、下肢の筋
2015/5/8
第11回 術後に尿量が安定しない患者さん
今回はIN-OUTバランスをどう見るかについて考えていきます。 今回の事例 術後、尿量が確保できない患者さん [さくらさん から提供された事例] 冠動脈バイパス術の術後の患者さん。術後、安定し人工呼吸器は抜管、Aラインも抜去して、一般病棟へ移動し
2015/4/17
呼吸音を正しく聴取するための4つのポイント
呼吸音の聴診は、患者さんへの侵襲が少なく豊富な情報が得られる重要なフィジカルアセスメントです。 今回は「正常な呼吸音の特徴」と「呼吸音を正しく聴取するための4つのポイント」について解説します。 正常な呼吸音とその特徴 呼吸音は以下3つに分けられ、
2015/2/20
第10回 浮腫があるのに、脱水のため水をほしがる患者さん(その2)
今回の事例では、いくつかの症状がある患者さんをどう捉え、アセスメントしていけばよいのかを考えます。 今回の事例 【脱水の患者さんのアセスメント、どうする?】 ICUで緊急入院された熱中症の患者さん。夏の暑い部屋で空調設備もなく倒れていたところを発見
2015/2/13
デキる看護師は呼吸数に着目する!
誰でも簡単に見える数値であるSpO2はその簡易さ故に、経験の少ない看護師に過剰に信頼されている傾向がありますが、呼吸数にこそ注目すべき理由を解説します。 呼吸数こそが鋭敏な呼吸不全のマーカー 医師は呼吸不全の定義にはPaO2を用いるため、SpO2は参考
2015/2/13
第9回 浮腫があるのに、脱水のため水を欲しがる患者さん(その1)
今回の事例では、いくつかの症状がある患者さんをどう捉え、アセスメントしていけばよいのかを考えます。 今回の事例 【脱水の患者さんのアセスメント、どうする?】 ICUで緊急入院された熱中症の患者さん。夏の暑い部屋で空調設備もなく倒れていたところを発見
2015/2/6
意識レベル低下時の対応の流れ
意識レベル低下時の対応の流れついて解説します。 ▼バイタルサインについて、まとめて読むならコチラ バイタルサインとは|目的と測定の仕方、基準値について 意識レベルが低下している患者さんを発見したら、原因検索から開始するのではなく、まずはバイ
2015/2/4
意識レベルの評価法、JCSとGCSの特徴とは?
2019年2月13日改訂 意識障害と意識レベルを評価するJCS(ジャパン・コーマ・スケール)とGCS(グラスゴー・コーマ・スケール)について解説していきます。 厚生労働省が2004年に発表した「救急搬送における重症度・緊急度判断基準制作委員会報告書」では、意識障害の緊
2014/12/20