呼吸器疾患
呼吸器疾患関連の記事の一覧です。
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「呼吸器疾患」の記事一覧
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誤嚥性肺炎の患者さんのリスク因子評価と予防
誤嚥性肺炎を繰り返す患者さんの肺炎予防の観点も含めると、リスク評価は重要 個人の意思やQOLを考慮した肺炎治療を行う場合も 高齢者において誤嚥のリスク評価を行うことは重要です。医療者は、市中肺炎CAP)、医療・介護関連肺炎(NHCAP)では、まず疾患終末期や老衰状態
2017/11/5

高齢者の肺炎予防についてガイドラインで推奨していることとは?
肺炎球菌ワクチンの予防接種を強く推奨しています。併せて、口腔ケアを推奨しています。 ワクチンは2種類あり、65歳以上で定期接種も行われている 感染症の予防としてまず思い浮かぶのは、ワクチン接種だと思います。肺炎を引き起こす細菌でワクチン接種が実用化されているのは肺炎
2017/11/4

肺炎の治療方法とは
エンピリック治療を基本として、狭域抗菌薬と広域抗菌薬を使い分けます。 重症度と耐性菌リスクに応じて使い分ける 肺炎の治療は標的治療(原因菌を同定した治療)が理想ですが、実際には原因菌が同定できるのは全症例の中で半分以下です。原因菌が不明の場合は、経験的治療(エンピリ
2017/11/2

医療・介護関連肺炎の定義とは?
肺炎を発症した患者さんが医療ケアや介護を受けていて、定義項目を1つ以上満たす場合 4項目のうち1つでも当てはまればNHCAP 医療・介護関連肺炎(NHCAP)は2011年に発表された「医療・介護関連肺炎診療ガイドライン」のなかで表1のように定義されており、この項目が
2017/8/24

肺炎の診断のポイントと看護師の役割は?
看護師は問診だけでなく、バイタルサインにも注意! 問診や診察所見、検査から総合的に判断する 肺炎自体の診断は、問診、診察所見、血液検査所見、胸部X線検査で総合的に判断します。 問診(症状や病歴)で重要なのは、発熱、咳嗽、喀痰、呼吸困難、倦怠感(活動性低下、食欲低下)
2017/8/21

肺炎の抗菌薬使用について
非定型型肺炎と細菌性肺炎で使い分ける 過剰な抗菌薬投与は避ける 市中肺炎(CAP)では耐性菌リスクが少なく、患者さんの元々の状態も健康である場合が多いため、予後は比較的良好です。そのため、肺炎を治癒させることは重要ですが、過剰な抗菌薬投与を行わないことも耐性菌の蔓延を
2017/8/13

肺炎の重症度評価のポイントは?
A-DROPやI-ROADを使って評価する 日本人のCAP予後予測に優れているA-DROP 前回までの市中肺炎ガイドラインには現在の医療・介護関連肺炎(NHCAP)が多く含まれていましたが、新しいガイドラインでは市中肺炎(CAP)とNHCAPを明確に分けるようになりま
2017/8/9

どこが変わった? 「成人肺炎診療ガイドライン2017」
タイプ別に分けられていたガイドラインが1つになった 診断においては敗血症の有無を重要視 これまで肺炎のガイドラインは、市中肺炎(community-acquired pneumonia:CAP)、院内肺炎(hospital-acquired pneumonia
2017/8/6

【術後リハ】呼吸器合併症を起こしてしまった患者さん
今回は、肝臓がん術後呼吸器合併症を起こしてしまった患者さんについて解説します。 ▼術前・術後の看護について、まとめて読むならコチラ 術前・術後の看護(検査・リハビリテーション・合併症予防など) 【事例】 呼吸器合併症を起こしてしまった患者さ
2017/5/30

【呼吸状態の評価】緊急入院してきた痰の多い患者さん
呼吸状態の評価の仕方は、患者さんの症状や疾患などにより、みるべきポイントやケアの仕方も異なります。呼吸状態を評価する際は、基本となるフィジカルアセスメント、バイタルサイン、検査データを確認するだけではなく、得られた情報を組み合わせて評価し、呼吸状態にあったケアを提供す
2017/3/22

冬の増悪が多い! 非アトピー型の気管支喘息
気管支喘息はこんな疾患 ●慢性の気道炎症や気道過敏性の亢進によって、気道が狭窄・閉塞を起こしている状態。 ●主症状は咳、喘鳴、呼吸困難などで、発作性で反復することが特徴の慢性疾患。 ●発作強度には、症状が軽度の小発作、中等度の中発作、高度の大発作、エマージェンシ
2016/12/8

【冬の感染症など】気象病とは? その他どんな疾患があるか知っておこう
冬になると多発する疾患というとインフルエンザやノロウイルスにより胃腸炎などを思い浮かべる人が多いかもしれません。実際には、そのほかにも冬に多発したり増悪したりする疾患があります。ここでは、気象病という概念や冬に多発・増悪する疾患について解説している記事を紹介します。
2016/11/27

CO2ナルコーシスを生じさせない! 見逃さない! 5つのポイント
まずはCO2ナルコーシスに陥らないようにケアすることが重要ですが、もし生じてしまった場合、その徴候をいち早く察知し、対処しなければなりません。ここでは、看護師が行うべき観察やケアについて解説します。 関連記事 * CO2ナルコーシスとは? 原因について知ろ
2016/11/20

CO2ナルコーシスとは? 原因について知ろう!
CO2ナルコーシスは臨床でよく耳にする言葉ながら、どんな病態か十分に理解されていないこともあるようです。しかし、CO2ナルコーシスは、COPDのような患者さんの酸素投与中でしばしばみられ、緊急対応が必要となることもあります。ここで、しっかりとCO2ナルコーシスについて理解
2016/11/12

【呼吸ケア・看護まとめ】呼吸の検査、評価・観察項目など
呼吸ケアとは 呼吸ケアとは、人工呼吸器装着患者さんのケア、吸引、体位ドレナージなど多岐にわたります。また、呼吸ケアを行うにあたっては、血液ガスデータをみたり、呼吸音を聴診したりとさまざまな技術や知識が必要となります。 普段から何気なく行っている呼吸ケアですが、
2016/10/24