点滴・輸液
点滴・輸液関連の記事の一覧です。
輸液管理の主な目的には、体液と栄養の管理、薬剤の投与があります。静脈に直接投与されるため、輸液速度や薬剤の投与量、投与方法は正確でなくてはなりません。薬剤によっては、投与速度に合わせてシリンジポンプ、輸液ポンプを使用することもあります。輸液管理の際は水分出納(IN/OUTバランス)の管理や、安全な投与のために、必要であれば患者さんへの指導を行います。
まとめ記事
*輸液の看護|輸液とは?種類、管理、ケア
点滴・輸液 記事カテゴリ
「点滴・輸液」の記事一覧
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輸液療法とは? 輸液療法の目的と基本
どんなケースにも共通する輸液管理の基本的な考え方について整理しておきましょう。 【輸液のまとめ記事】 * 輸液の看護|輸液とは?種類、管理、ケア 輸液療法の目的 ●「火元対策」としての原疾患の治療 ●「火の粉対策」としての合併症に対す
2014/7/24
【問題1】500mlを60ml/h 小児用ルートで投与する時、30秒間の滴下数は?
問題 小児用ルートを使用して、○○輸液500mlを60ml/hで投与する指示を受けました。 30秒間の滴下数はいくつでしょうか? 解答・解説は次のページです 解答 30滴 解説 小児用ルートは1ml
2014/7/24
細胞外液と細胞内液とは?役割と輸液の目的
治療の一環として日常的に実施される輸液。でも、なぜその輸液製剤が使われ、いつまで継続するのかなど、把握できていない看護師も意外と多いようです。まずは、輸液の考え方、輸液製剤の基本から解説します。 (2016年12月8日改訂) 体液の役割と輸液の目的とは
2014/7/15
点滴ルート内に空気が入っても慌てる必要がない理由
点滴ルートに空気が入っているのを発見して、慌ててしまう方は多いのではないでしょうか。 今回は「慌てる必要がない理由」と「空気の取り除き方」について紹介します。 ▼10mlが安全限界!?より詳しい解説が知りたい方ははこちら ● 輸液ラインの中に気泡を見つけたらどう
2014/5/9
簡単! 楽ちん! 点滴の滴下数計算 2つの方法
皆さんご存知の通り、点滴指示書には様々な書き方があります。 よくあるパターン ●流速が書かれている (例)「○○輸液500ml 60ml/h」 ●1日の総量が書かれている (例)「○○輸液500ml 1日3本」 ●かかる時間と総量が書かれている (例)「
2014/3/30
【シリンジポンプとは】間違ってはイケナイ! 使い方・手順を再確認
シリンジポンプの取り扱いを間違ってしまうと、重大なインシデントやアクシデントにつながる危険性があります。 シリンジポンプのセット手順を再確認してみましょう。 1 外観を確認します 目に見える破損がないかチェックします。 2 点滴棒に取り付けます
2014/3/29
輸液ライン(点滴ライン)作り方 9ステップ
輸液ラインは患者さんや投与する薬液に合わせて選択しますが、今回は一般的な輸液ラインの作り方について解説します。 ステップ1 輸液ラインの全体像 三活や延長チューブの接続部が不潔にならないよう、清潔操作を徹底します。 ステップ2 クレンメを閉じ
2014/3/26
ヘパリンロックとは? 正しい手順・量・フラッシュについて
留置針を使用しないときには、血液が固まるのを防ぐために、ヘパリン生食でルート内を満たす必要があります。 ヘパリンロックの正しい手順について解説します。 1 必要物品 患者さんにヘパリンロックについて説明をします。 説明例「点滴の管がつまらないようするための
2014/3/26
点滴の4大テクニック「痛くない」「動きやすい」を実現!!
病棟で最もよく実施する手技の1つの点滴。だからこそ、「痛い!」「動きづらい!」などの患者さんのリアクションが気になる人も多いはず。 今回は、患者さんの安楽を実現するための4つのテクニックを伝授します。 テクニック1 痛点が少ない部位を選ぶ 患者さんの痛みの度合いは「ど
2014/1/27
見やすく抜けにくい留置針の「ルート固定方法」
点滴時の留置針の固定は、刺入部が観察しやすく、抜けにくくしておきたいものです。今回は、留置針の固定方法について解説します。 Q. 点滴時の留置針の刺入部が、見やすく抜けにくい固定方法を教えてください。 A. 刺入部が観察しやすいフィルムドレッシング材で固定し、ライ
2012/5/7
滴下速度の変化にどう対応する?
滴下速度をきちんと計算しても、いつの間にか変わってしまっていたという経験がある人は多いのではないでしょうか。この滴下速度の変化に関する疑問に答えます。 Q. 滴下速度をきちんと計算しても、滴下数が変わってしまうことがあります。滴下速度の変化を防ぐ方法はあるのでしょう
2012/4/30
第20回 高カロリー輸液のキット製剤について
便利な時代になりましたね。かつては・・・と言いましても、私が医師になり、高カロリー輸液を処方するようになった頃は、糖電解質液、アミノ酸液、電解質液、脂肪乳剤は発売されていました。しかし、総合ビタミン剤と微量元素製剤はまだ開発中でした。現在は、高カロリー輸液基本液もダブルバッグ
2011/1/10
第12回 輸液・高カロリー輸液製剤の組成・投与量についての基本的知識と考え方
輸液を投与する主な目的は、水分補給、電解質補給と、そして、栄養投与です。水分投与速度や電解質の違いによる輸液の分類については既に説明しました。本当は電解質管理は非常に難しい内容なのですが、いわゆる静脈内へ電解質輸液を投与すればいいんだ、と単純に考えれば、それほど難しい内容では
2010/2/8
第11回 ヘパリンロックと生食ロックについて
日常の輸液管理において、やはり、へパリンロックについての知識は必要です。というか、問題となっているのは、へパリンロックをしなくても生食でロックしておけばいいのではないか、ということですね。ナースの方々もこの問題については興味があると思います。今回は、へパリンロックか、生食での
2009/12/22
第9回 【持続点滴】 輸液ラインの交換頻度
輸液ラインの交換頻度 輸液ラインの交換頻度については、いろいろ議論のあるところです。 また、外国と日本の間に考え方の違いがあります。特にアメリカは、TPN用輸液ラインは、薬剤部で無菌調製した輸液バッグに輸液ラインがついてきますので、輸液バッグの交換のたびに輸液ラインも交換
2009/10/9