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消化器科

消化器科関連の記事の一覧です。

消化器科は、胃、肝臓、膵臓、大腸、小腸、食道、直腸など、消化作用に関連する臓器の疾患の診断、治療、管理に特化した診療科です。
自覚症状としては、胃部不快感や排便異常、腹部痛、黄疸、体重減少などが続くことで発覚することが多く、血液検査では、肝機能、アミラーゼ、炎症反応、貧血、腫瘍マーカー、ヘリコバクター・ピロリ抗体などの値に影響します。消化器疾患の診断には、便潜血検査、X線検査、エコー、CT、MRCP、内視鏡などが用いられます。主な疾患は、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、胃がん、大腸がん、胆石症、膵炎、肝硬変、肝炎、クローン病、潰瘍性大腸炎などです。



消化器科看護を極めよう!

まとめ記事
*ドレーンとは|ドレーンの種類と管理
*経腸栄養(経管栄養)とは|種類・手順・看護のポイント

消化器科 記事カテゴリ

「消化器科」の記事一覧

15件/129件

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2023/2/3

なぜ消化器がんは予後が悪いのか?―肝がん編―

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Borrmann分類(ボールマン分類)

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なぜ消化器がんは予後が悪いのか?―胆道がん編―

2022年11月10日、「なぜ消化器がんは予後が悪いのか?~予後の悪い三大消化器がん:胆道がん・肝がん・膵がんの現状と課題~」をテーマにしたアストラゼネカ主催のメディア勉強会が開催されました。ここでは、胆道がんについて解説された、横浜市立大学医学部消化器・腫瘍外科学講座主任教授 

2023/1/19

肝硬変の患者さんへの看護計画

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2022/12/27

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ここでは、ストーマ装具の装着・交換の基本知識について解説します。 ストーマ装具の装着・交換のケアの前に  術後数日は、看護師がストーマ装具の装着、交換を行います。ストーマ装具の交換時には、ストーマや周囲の皮膚の状態をよく観察し、洗浄、保護などのスキンケアを行い、合併症

2022/10/15

RomeⅣ診断基準

RomeⅣ診断基準は何を判断するもの?  RomeⅣ診断基準は、過敏性腸症候群(irritable bowel syndrome:IBS)の国際的な診断基準です。  RomeⅣ診断基準は2016年に発表されましたが、それ以前に用いられていたRomeⅢ診断基準と異なる点とし

2022/10/13

ストーマを造設する患者さんへの看護計画

ストーマを造設する患者さんへの看護計画  ストーマには、人工肛門(コロストミー・イレオストミー)と人工膀胱(ウロストミー)があります。造設後はストーマケアを新たに習得しなければならないため、ケアを習得するために必要なことを確認する必要があります。また、ストーマの造設によ

2022/9/27

Goligher分類(ゴリガー分類)|内痔核の分類

Goligher分類は何を判断するもの?  Goligher分類は、内痔核の臨床病期を評価するためのスケールです。  痔核はいわゆる「いぼ痔」と呼ばれる疾患です。支持組織の減弱や内肛門括約筋の過緊張などが原因で生じると考えられており1)、解剖学的に歯状線*より直腸側に形成

2022/9/18

イレウス管挿入中の患者さんの看護計画

イレウス管挿入中の看護計画  イレウス管は胃管同様に経鼻的に挿入し、その先端はトライツ靱帯を越えて空腸以降に留置するチューブであり、チューブ先端に蒸留水で膨らませられるバルーンが付いています。イレウスや腸閉塞には保存的治療と手術療法があり、イレウス管は保存的治療で用いられま

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ストーマ装具の基本知識|面板・パウチの種類と特徴

ここでは、ストーマ装具の基本知識について解説します。 ストーマ装具の基本  現在、販売されているストーマ装具は多種多様で、メーカーごとに工夫された製品が揃っています。しかし病院では、物品管理上品数を制限しているので、使用するストーマ装具はあらかじめ指定されている施

2022/2/23

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インタビュー日:2021年 7月 8日(木)  サマリー  ●大腸がん薬物療法において抗EGFR抗体薬は重要な薬剤の一つである。この薬剤を治療に用いる際には、皮膚症状を含む副作用をマネジメントすることが重要かつ患者さんのベネフィットにつながる。 ●兵庫医科大学病

2021/11/1

CART(腹水濾過濃縮再静注法)の看護|目的、適応・禁忌、手順

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