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消化器科

消化器科関連の記事の一覧です。

消化器科は、胃、肝臓、膵臓、大腸、小腸、食道、直腸など、消化作用に関連する臓器の疾患の診断、治療、管理に特化した診療科です。
自覚症状としては、胃部不快感や排便異常、腹部痛、黄疸、体重減少などが続くことで発覚することが多く、血液検査では、肝機能、アミラーゼ、炎症反応、貧血、腫瘍マーカー、ヘリコバクター・ピロリ抗体などの値に影響します。消化器疾患の診断には、便潜血検査、X線検査、エコー、CT、MRCP、内視鏡などが用いられます。主な疾患は、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、胃がん、大腸がん、胆石症、膵炎、肝硬変、肝炎、クローン病、潰瘍性大腸炎などです。



消化器科看護を極めよう!

まとめ記事
*ドレーンとは|ドレーンの種類と管理
*経腸栄養(経管栄養)とは|種類・手順・看護のポイント

消化器科 記事カテゴリ

「消化器科」の記事一覧

15件/129件

倦怠感のある患者さんへの看護計画|肝臓がんによる腹水がある患者さん

肝臓がんによる腹水で倦怠感が生じている患者さんに関する看護計画  腹水とは、腹腔に体液が貯留している状態です。アルブミンの低下、炎症反応の上昇、門脈圧亢進などの原因によって生じます。肝臓がんの患者さんは、肝機能の低下によるアルブミン低下で腹水が貯留します。また、がんによる腎

2024/2/29

山田分類

山田分類は何を判断するもの?  山田分類とは、胃内腔に発生した隆起性病変の形態を分類するために用いられるスケールです。1965年に提唱された歴史があるスケールですが1)、胃内腔の隆起性病変の形態を表す指標として現在でも広く活用されています。  胃内腔にできる隆起性病変の多

2024/2/5

黄疸のある患者さんの看護計画|肝臓がん

肝臓がんによる黄疸が生じている患者さんに関する看護計画  黄疸とは、血液中で上昇したビリルビンが目や皮膚に沈着し、黄色に染まっている状態です。ビリルビンには間接ビリルビンと直接ビリルビンがあり、間接ビリルビンが肝臓でグルクロン酸抱合を受けると、直接ビリルビンが産生され、身体

2024/1/31

閉塞性イレウスの手術を受けた患者さんの看護計画

閉塞性イレウスの手術を受けた患者さんの看護計画  イレウスはさまざまな年代で生じる可能性があり、腸管の機能が障害される際に保存的治療あるいは手術が選択されます。今回は閉塞性イレウスの手術を受けた患者さんに関する看護計画を立案しました。 POINT観察計画 O-P 腹部

2023/12/31

術後の看護に関する看護計画|ストーマを造設した患者さん

開腹手術で大腸がん術後のストーマ造設された患者さんの術後看護に関する看護計画  大腸がんとは大腸の粘膜細胞から発生する悪性腫瘍であり、治療法の一つとして手術が選択されます。その場合、大腸の切除に応じて便の排泄口を腹壁に作るストーマが造設されます。今回は開腹手術による大腸がん

2023/10/29

全身性アミロイドーシスの重症度分類

全身性アミロイドーシスの重症度分類は何を判断するもの?  全身性アミロイドーシスの重症度分類は、全身性アミロイドーシスの重症度を評価するためのスケールです。  アミロイドーシスとは、アミロイドと呼ばれるタンパク質が全身の臓器に沈着することでさまざまな機能障害を引き起こす疾

2023/10/5

Alvaradoスコア(MANTRELSスコア)

Alvaradoスコアは何を判断するもの?  Alvaradoスコアは、臨床症状と血液検査の結果をもとに、急性虫垂炎の疑いがあるか評価するためのスケールです。8つの評価項目〔Migration to the right lower quadrant(右下腹部への痛みの移動)、A

2023/8/5

直腸がんによるストーマ造設を行った患者さん|早期合併症の予防

直腸がん切除後でストーマ造設した患者さんに対する早期合併症に関する看護計画  直腸がんとは直腸の粘膜細胞から発生するがんで、発生する部位によっては切除後にストーマを造設する場合があります。ストーマとは、消化管や尿路を腹壁に誘導して造設した排泄口で、造設直後は合併症に気を付け

2023/7/30

腸閉塞の患者さんの看護計画

腸閉塞の患者さんの看護計画  腸閉塞とは消化器疾患の一つで、主に小腸または大腸の一部が何らかの原因で詰まり、食物や体液が通過できなくなる状態をいいます。開腹手術後に起こりやすい合併症です。症状や進行した場合のリスク、処置に伴うADL制限、患者教育などを考慮した計画立案が必要

2023/7/13

自己免疫性肝炎の重症度分類

自己免疫性肝炎の重症度分類は何を判断するもの?  自己免疫性肝炎の重症度分類は、自己免疫性肝炎の重症度を臨床所見と臨床検査所見から評価するスケールです。  自己免疫性肝炎は中年以降の女性に発生する頻度が高く、初発症状として倦怠感、黄疸、食思不振などを認めます。適切な治療を

2023/6/23

IOIBDスコア|クローン病の重症度を判断

IOIBDスコアは何を判断するもの?  IOIBD(the international organization for study of inflammatory bowel disease)スコアとは、クローン病の活動性(重症度)を判断するためのスケールです。  クロ

2023/6/17

腹水のある患者さんへの看護計画|肝硬変の患者さん

肝硬変により腹水がある患者さんへの看護計画  肝細胞は障害と再生を繰り返す過程で徐々に線維化が進行し、肝細胞の減少や血流障害などが生じて肝疾患の終末像が肝硬変と呼ばれています。肝硬変では、肝臓でのアルブミン合成能の低下により膠質浸透圧の低下や門脈圧の亢進が起こり腹水を生じま

2023/5/25

潰瘍性大腸炎の臨床的重症度による分類

潰瘍性大腸炎の臨床的重症度による分類は何を判断するもの?  潰瘍性大腸炎の臨床的重症度による分類は、潰瘍性大腸炎の重症度を臨床所見から分類するスケールです。  潰瘍性大腸炎は、大腸や小腸の粘膜に炎症や潰瘍を引き起こし、慢性的な経過を辿る疾患で、若年成人に多くみられます。寛

2023/5/1

進行胆道がん治療におけるイミフィンジの役割とは~免疫チェックポイント阻害剤による胆道がん治療の変革~

2023年2月7日、「進行胆道がん治療におけるイミフィンジの役割とは~免疫チェックポイント阻害剤による胆道がん治療の変革~」をテーマにしたアストラゼネカ主催のプレスセミナーが開催されました。ここでは、神奈川県立病院機構 神奈川県立がんセンター 総長 古瀬純司先生の講演「胆道がんに

2023/3/30

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厚生労働省急性膵炎重症度判定基準は何を判断するもの?  厚生労働省急性膵炎重症度判定基準(2008)は、予後因子と造影CT所見から急性膵炎の重症度を評価するためのスケールです。  急性膵炎は年々増加傾向にあるとされており1)、2)、重症例では救命が困難になるケースもあるこ

2023/2/22