診療科から探す
「診療科から探す」の記事一覧
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CASE02 やり場のない痛みのコントロールと向き合う
困難事例2「“誰もから見放されてしまった”という、やり場のない痛み」があるケース 64歳女性。59歳のとき、自動車事故で頸髄(C3.4)を損傷し緊急入院。 車椅子生活になると同時に嚥下機能も不完全となり、退院後も誤嚥を繰り返していた。 長年の車椅子生活と誤嚥性肺
2016/9/1

第3回<読み方・対応編①>洞性頻脈について
(1)心電図の特徴 病棟などで心電図をみた医師が、「サイナス」や「サイナスリズム」という言葉を使っているのを聞いたことはありませんか? このサイナスは日本語では洞性といいます。洞性とは、洞房結節から発生した電気刺激が刺激伝導系を介して心臓に伝わっていることを意味して
2016/8/31

【深部静脈血栓症】 3つの重要な検査(D-ダイマー他)と治療法
関連記事 ■深部静脈血栓症(DVT)の看護|原因・症状・予防法 どんな検査があるの? 深部静脈血栓症を診断するためには、以下の表に示すようにさまざまな検査があります。 中でも下肢静脈超音波検査や凝固線溶マーカーのD-dimer<ダイマ
2016/8/27

第10回 ストーマ早期合併症・晩期合併症の種類とケア
▼ストーマについてまとめて読むならコチラ ストーマとは? ストーマケアについて 早期合併症 ストーマの早期合併症は、循環障害、壊死、脱落、粘膜皮膚接合部離解、出血などがあります。また、ウロストミーでは、尿路の各種通過障害、尿路感染症、腎不全、尿
2016/8/22

抗精神病薬の適用外使用について知っておこう
抗認知症薬の機序と特性の理解が必要 特に一般病棟の場合、認知症治療薬は「入院患者さんの持参薬」であることが少なくないでしょう。皆さんは認知症の治療薬について、どのぐらい理解していますか。 現在、抗認知症薬(アルツハイマー型)には、1 ドネペジル(アリセプト®、
2016/8/21

CASE01 口の中のネバネバの影には意外な原因が・・・
「訪問看護に興味はあるけれど、1人で訪問するから不安、自分にはとっさの判断能力がないから無理」などと身構えてしまう看護師は多いのではないだろうか。 訪問看護は確かに現場では1人だが、実は同じステーションのスタッフや多職種と連携しているからこそ提供できる仕事でもある。
2016/8/18

第11回 母乳育児”-お母さんの気持ちに寄り添う支援を-”
本連載では、医療人として、母親として理解しておきたい母乳育児について、第一人者である水野克己先生が解説します。 偽母乳事件をきっかけに ウェブサイトで売買される“偽母乳”事件*を発端に、母乳育児そのものがスケープゴートにされているように思えます。 (
2016/8/13

硬膜外麻酔(エピ)の穿刺部位と手順【マンガでわかる看護技術】
硬膜外麻酔とは? 脊髄のすぐ近くにある「硬膜」の外側に管を入れて、そこから麻酔薬を流し、手術などの痛みをとる麻酔のことを「硬膜外麻酔」と言います。英語:epidural anesthesiaから俗に「エピ」と呼ばれます。 通常の手術では、手術が終わったら、その
2016/8/11

第9回 ストーマ装具交換の手順
▼ストーマについてまとめて読むならコチラ ストーマとは? ストーマケアについて まずは物品を準備 ストーマ装具を交換する際に必要な物品は、ストーマ装具や使用しているアクセサリー、リムーバー、粉状皮膚保護材、石鹸、洗浄後にストーマ周囲皮膚の水分をふき
2016/8/8

第2回<準備編②>3点誘導を自在に使いこなそう
【関連記事】 ■12誘導心電図の正しい手順と貼付部位の探し方 モニター心電図と12誘導心電図の関係 看護師の皆さんは病棟で12誘導心電図よりも、モニター心電図に接することが多いと思います。モニター心電図と違い、12誘導心電図はほんの数秒間、心臓から発せら
2016/8/1

第3回 【廃用症候群とは?】予防とリハビリテーション
近年、保健(予防や健康増進)・医療(救命救急、急性期、回復期)・福祉(維持期、生活期、適応期)の連携が進展してきた。さらに、「地域包括ケアシステム」が活発に展開されるようになると、その過程で廃用症候群の予防とリハビリテーションは、ますます重要性が増してくると考えられる。よ
2016/7/30

第8回 術後のストーマケアー入浴のタイミングとカテーテルの取り扱い
▼ストーマについてまとめて読むならコチラ ストーマとは? ストーマケアについて 術後のストーマケアの目標 術後の目標は、患者さんが自分の身体について知り、ストーマを受け入れられるようになることです。そのため、ストーマを見たり触ったりできるよ
2016/7/25

第2回 【廃用症候群】発症のメカニズムと臨床的特徴
廃用症候群の発症要因の一部については第1回目に解説した。ここでは、局所性、全身性、精神・神経性に分類して記述する。 関連記事 第1回 【廃用症候群とは?】発症の要因 1.局所性 局所性には、関節拘縮(以下、拘縮)、筋萎縮、骨萎縮、褥瘡などがある。拘縮(
2016/7/23

喀痰が多い気管切開患者さんにはどう対応する?
▼気管切開についてまとめて読むならコチラ 気管切開とは? 気管切開の看護 原因別に対応策を考える! 喀痰が多くて困ったという質問をよく受けます。まずはその状況から考えてみましょう。痰が多いのは気管の中ですか?気管切開チューブのカフ上部ですか?それと
2016/7/20

第1回 【廃用症候群とは?】発症の要因
▼術前・術後の看護について、まとめて読むならコチラ 術前・術後の看護(検査・リハビリテーション・合併症予防など) 1.人と動物の移動の重要性 地上に生息する動物は重力の影響を受けており、それに抗して静的あるいは動的に姿勢を保持もしくは制御しながら運
2016/7/16