診療科から探す
「診療科から探す」の記事一覧
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Alvaradoスコア(MANTRELSスコア)
Alvaradoスコアは何を判断するもの? Alvaradoスコアは、臨床症状と血液検査の結果をもとに、急性虫垂炎の疑いがあるか評価するためのスケールです。8つの評価項目〔Migration to the right lower quadrant(右下腹部への痛みの移動)、A
2023/8/5
認知症患者さんの術後鎮痛の考え方や管理方法が知りたい!
Q 認知症患者さんは痛がってなさそうに見えますが、鎮痛薬は少なめで大丈夫ですか? A 認知症患者さんでは痛みを適切に伝えられていない可能性があります。基本的には術式に合わせた標準的な術後疼痛管理が必要です。 極論ですが、認知症の患者さんは痛がってなさそうと見るの
2023/8/3
直腸がんによるストーマ造設を行った患者さん|早期合併症の予防
直腸がん切除後でストーマ造設した患者さんに対する早期合併症に関する看護計画 直腸がんとは直腸の粘膜細胞から発生するがんで、発生する部位によっては切除後にストーマを造設する場合があります。ストーマとは、消化管や尿路を腹壁に誘導して造設した排泄口で、造設直後は合併症に気を付け
2023/7/30
蜂窩織炎になってしまった患者さんの看護計画|静脈血栓が要因で蜂窩織炎が生じた
長期臥床による静脈血栓で蜂窩織炎が生じている患者さんに関する看護計画 蜂窩織炎とは真皮から皮下組織にかけて生じる炎症で、血栓や静脈のうっ滞などで浮腫が生じ、皮膚が脆弱になっているところに細菌感染を起こした状態です。今回は長期臥床による静脈血栓で蜂窩織炎が生じた患者さんに対
2023/7/29
パーキンソン病の患者さんの転倒予防に関する看護計画
パーキンソン病の患者さんの転倒予防に関する看護計画 パーキンソン病は神経細胞の障害によって振戦、筋固縮などを中心とした多彩な症状が見られる神経変性疾患です。また、突進歩行や小刻み歩行といった歩行障害も出現するため、今回はパーキンソン病の患者さんの転倒予防に関する看護計画を
2023/7/28
ネフローゼ症候群の患者さんの看護計画
ネフローゼ症候群の治療を受ける患者さんに対する看護計画 ネフローゼ症候群は、糸球体の障害による多量の蛋白尿の排泄と、それに伴う低アルブミン血症を特徴とする症候群です。腎機能の障害や体内のアルブミンが低下することでさまざまな症状が出現するため、今回はネフローゼ症候群の患者さ
2023/7/27
腸閉塞の患者さんの看護計画
腸閉塞の患者さんの看護計画 腸閉塞とは消化器疾患の一つで、主に小腸または大腸の一部が何らかの原因で詰まり、食物や体液が通過できなくなる状態をいいます。開腹手術後に起こりやすい合併症です。症状や進行した場合のリスク、処置に伴うADL制限、患者教育などを考慮した計画立案が必要
2023/7/13
経皮的心肺補助法(PCPS)の看護|観察項目・手順とケアのポイント、アラームとトラブルシューティング
PCPS装着時の観察項目・手順とケアのポイント 駆動装置・回路部分の観察項目・手順 「経皮的心肺補助法(PCPS)装着の準備・介助、合併症」で紹介した合併症が発生していないかの確認が必要です。観察すべき項目はかなり多くなるため、駆動装置の確認、脱血管の刺入部から送血管の刺入
2023/7/10
女性に多い手指の不調、もしかすると「更年期手」かも【PR】
中高年の女性に多くあらわれる、手指の痛みやしびれ、腫れ、変形などの不調。以前は整形外科を受診しても「使いすぎ」「年のせい」といわれる患者さんが少なくありませんでした。しかし近年、酷使や加齢以外の発症要因が明らかになり、「更年期手」という言葉が使われるように
2023/7/7
筋萎縮性側索硬化症(ALS)の重症度分類
筋萎縮性側索硬化症(ALS)の重症度分類は何を判断するもの? 筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)の重症度分類は、ALSの重症度を評価するためのスケールです。 ALSは中年以降に好発し、一次運動ニューロンと二次運動ニ
2023/7/7
TIMI分類
TIMI分類は何を判断するもの? TIMI分類は、冠動脈造影検査において、冠動脈の血流を評価するためのスケールです。もともと、急性心筋梗塞に対して血栓溶解療法を行った際の治療効果を評価するためのスケールでしたが、現在では、経皮的冠動脈インターベンション(percutaneou
2023/7/5
経皮的心肺補助法(PCPS)装着の準備・介助、合併症
PCPS装着の準備・介助 PCPSを装着し、駆動を開始させるまでの流れは表1のとおりです。PCPS装着は、心肺蘇生と同時並行で行う場合もあり、実際にはもっと複雑になります。 PCPS装着にあたって、回路の充填薬剤、カニューレのサイズ・留置方法(セルシンガー法、セミセル
2023/7/3
術後痛に対してペンタゾシンを頻用している患者さんへの注意点は?
Q 術後数日経っても患者さんがペンタゾシン静注を希望しています。頻用することでの注意点はありますか? A 強力な鎮痛効果がありますが、ある程度の量を入れても鎮痛効果には限界(天井効果)があります。また鎮静や呼吸抑制の副作用にも注意が必要ですし、長期間の投与では薬物依
2023/7/1
知っておきたい! 新たに保険適用となった変形性膝関節症の新治療
2023年6月1日に変形性膝関節症の新たな治療が保険適用となりました。今回は、変形性膝関節症のこれまでの治療と保険適用となった新たな治療について紹介します。 変形性膝関節症の痛みで悩んでいる人は多い 変形性膝関節症は、クッションとなっている膝の軟骨がすり減ること
2023/6/30
体液過剰に対する看護計画|心不全の患者さん
心不全による体液量過剰が生じている患者さんに関する看護計画 心不全とは心臓に器質的、機能的な異常が生じて心臓のポンプ機能の代償機転が破綻した状態です。そして、それによって体液量が過剰になり、呼吸困難や倦怠感や浮腫などが生じます。今回は心不全による体液量過剰が生じている患者
2023/6/29