診療科から探す
「診療科から探す」の記事一覧
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糖尿病網膜症の看護|分類、検査、治療、術前・術後のケア(点眼指導、血糖コントロール、体位管理、褥瘡予防、疼痛管理)など
糖尿病網膜症とは 糖尿病網膜症とは、高血糖の持続により網膜の細小血管が障害され、視力が低下する疾患です。糖尿病三大合併症の一つで、日本における視覚障害の原因疾患の第3位となっています1)。 網膜は眼底に広がる薄い膜状組織で、光や色を感じる神経細胞と細小血管が無数に存在
2024/3/24
緑内障の看護|分類、検査、治療、ケア(点眼指導、慎重投与・禁忌薬の確認、散瞳薬の注意点の説明)、急性発作時の対応など
緑内障とは 緑内障とは、主に眼圧の上昇により視神経が圧迫・障害され、視野障害を起こす疾患です。『緑内障診療ガイドラインガイドライン(第5版)』では、「視神経と視野に特徴的変化を有し、通常、眼圧を十分に下降させることにより視神経障害を改善もしくは抑制しうる眼の機能的構造的異常を
2024/3/22
白内障の看護|分類、治療、術前・術後のケア(問診・観察、点眼指導、点眼薬の管理)、生活上の注意点など
白内障とは 白内障とは、眼球内の水晶体に混濁が生じる疾患です。水晶体を構成するタンパク質が何らかの原因で変質し、進行すると無色透明の水晶体が白色や黄白色に濁っていきます。水晶体が混濁すると光の散乱や透過性の低下が起こり、視機能が低下します(図1)。 図1 正常な眼球
2024/3/20
敗血症の看護|原因、診断、治療、看護のポイント
はじめに 皆さまは敗血症に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。 「感染症がひどくなって、全身の具合が悪くなった」という大まかなイメージは思い浮かぶ方が多いかもしれませんが、具体的に言葉で説明するのはとても難しいことと思います。 本記事では、国内ガイ
2024/3/15
出雲スケール
出雲スケールは何を判断するもの? 出雲スケールとは、機能性消化管障害(functional gastrointestinal disorders:FGIDs)の患者さんが訴える消化器症状を総括的に評価し、症状によって引き起こされるQOLの低下の程度を判断するためのスケールです
2024/3/7
House-Brackmann法
House-Brackmann法は何を判断するもの? House-Brackmann法とは、顔面神経麻痺の重症度を評価するためのスケールです。顔面神経麻痺の重症度を評価するスケールは多くありますが、肉眼的評価を行う場合、日本ではHouse-Brackmann法と40点法(柳原
2024/3/5
炎症性腸疾患(IBD)患者さんのセルフマネジメント~IBD患者さんを対象とした研究を読み解く~【PR】
炎症性腸疾患(IBD)は、潰瘍性大腸炎(UC)やクローン病(CD)などの腸に慢性の炎症が起こる難病で、日本では約30万人が罹患していると言われています1)。慢性疾患において、セルフマネジメントは治療の重要な構成要素と言われているものの、IBDにおける日本での実態
2024/3/4
改訂Raiの病期分類
改訂Raiの病期分類は何を判断するもの? 改訂Raiの病期分類とは、慢性リンパ性白血病の病期を分類するためのスケールです。慢性リンパ性白血病の病期分類は、改訂Raiの病期分類のほかにBinetの病期分類があり、主にアメリカでは改訂Raiの病期分類、ヨーロッパではBinetの病
2024/3/3
第26回日本小児ストーマ・排泄・創傷管理セミナー 開催のお知らせ
会期 2024年6月12日(水)、13日(木)、14日(金) 6月12日 13時開始、 6月14日 16時15分終了予定 研修内容 ストーマ術前術後のケア(低出生体重児を含む)、創傷ケア(褥瘡予防・局所ケア)、失禁ケア(尿・便失禁、自己導尿指導等) ※当セミナー
2024/3/1
経管栄養を行っている患者さんに関する看護計画|くも膜下出血により意識障害が生じている患者さん
くも膜下出血による意識障害で経管栄養を行なっている患者さんに関する看護計画 くも膜下出血は脳血管障害(脳卒中)の一つであり、主に動脈瘤が破裂して、軟膜とくも膜の間に出血が広がることで起こります。その結果、脳が障害され、意識障害が生じます。今回はくも膜下出血による意識障害で
2024/2/29
倦怠感のある患者さんへの看護計画|肝臓がんによる腹水がある患者さん
肝臓がんによる腹水で倦怠感が生じている患者さんに関する看護計画 腹水とは、腹腔に体液が貯留している状態です。アルブミンの低下、炎症反応の上昇、門脈圧亢進などの原因によって生じます。肝臓がんの患者さんは、肝機能の低下によるアルブミン低下で腹水が貯留します。また、がんによる腎
2024/2/29
終末期の患者さんへの看護計画|間質性肺炎の患者さん
間質性肺炎で終末期の患者さんに関する看護計画 間質性肺炎は異物の吸入や感染といった原因のあるものから原因が特定できないものなどさまざまな要因で、肺の間質が繊維化することでガス交換がうまくできなくなる疾患です。治療しても肺の繊維化が徐々に進行していく場合もあり、それに合わせ
2024/2/29
退院支援に関する看護計画|脳梗塞により片麻痺がある患者さん
脳梗塞による片麻痺がある患者さんの退院支援に関する看護計画 脳梗塞は何らかの原因で、脳の血管が狭窄・閉塞し、虚血が起こって、その血管が支配する領域の脳組織が壊死した状態です。脳組織が壊死することで意識障害や運動障害、感覚障害などが起こり日常生活の再構築が必要になり、今まで
2024/2/28
終末期の患者さんへの看護計画|心不全の終末期の患者さん
心不全で終末期の患者さんに関する看護計画 心不全とは心臓に何らかの異常が生じて心臓のポンプ機能が破綻した状態です。増悪や寛解を繰り返しながら心臓の機能は徐々にあるいは急速に低下していき、終末期を迎えます。今回は心不全で終末期の患者さんに関する看護計画を立案しました。
2024/2/28
再確認しよう! 65歳以上の肺炎対策
2023年8月28日に肺炎に関するメディアセミナーが開催されました。日本人の死因の第5位を占める肺炎の死亡者は、約98%が65歳以上の高齢者が占めています。そこで、「人生100年時代、いま改めて65歳以上が注意しておきたい肺炎対策—Life-course immunizati
2024/2/9