診療科から探す
「診療科から探す」の記事一覧
15件/1627件

ASIA分類(エイシア分類)
ASIA分類は何を判断するもの? 「脊髄損傷の神経学的分類のための国際基準(ISNCSCI)」は、一般的にASIA分類と呼ばれ、主に急性期の脊髄損傷の重症度を評価するためのスケールです。 脊髄損傷の重症度を判断するためのスケールとして最もよく知られているのはFra
2022/8/1

がんの疼痛緩和・疼痛コントロール|疼痛の分類、評価・アセスメント、薬物療法、ケア、看護計画
がん疼痛とは がん疼痛とは、がん患者さんが体験する痛みのことを指します。がんと診断された時点ですでに20~50%、進行がん患者さんでは70~80%にがん疼痛が存在するとされています1)。 痛みは主観的な症状であり、客観的な評価が難しい側面があるものの、がん疼痛に対する
2022/7/31

深部静脈血栓症予防に関する看護計画
深部静脈血栓症の予防に対する看護計画 静脈は深い部分を走行する深部静脈、皮下を走行する表在静脈、それらを連絡する穿通枝があり、この深部静脈に生じた血栓症を深部静脈血栓症と呼ばれています。術後や重症患者から長期臥床といった急性期から慢性期まで幅広く発症リスクが考えられます。
2022/7/29

脳梗塞の看護計画|rt-PA静注療法を実施後患者さん
脳梗塞に対してrt-PA静注療法を実施後の看護計画 脳血管障害(脳卒中)には、脳の血管が詰まる脳梗塞と脳の血管が破れる脳出血、くも膜下出血があります。そのうちの脳梗塞は何らかの原因で、脳の血管が狭窄・閉塞し、虚血が起こって、その血管が支配する領域の脳組織が壊死した状態にな
2022/7/25

非効果的健康管理に関する看護計画|くも膜下出血の患者さん
くも膜下出血の患者さんの非効果的健康管理に関する看護計画 くも膜下出血は脳血管障害(脳卒中)の一つであり、主に動脈瘤という血管の瘤が破裂して起こります。そして、急速な身体変化が生じた後の生活習慣の獲得や再発予防の為に退院後の生活において、食事や運動・休息、喫煙、飲酒といっ
2022/7/23

PaPスコア(Palliative Prognosis Score)
PaPスコアは何を評価するもの? PaPスコア(Palliative Prognosis Score)は、月単位の中期的な生命予後を予測するためのスケールです。 生命予後を正しく予測することは、患者さんや家族が終末期に向かって行うべき医療の選択をする上で重要となります
2022/7/21

イレウス管挿入中の患者さんの看護計画
イレウス管挿入中の看護計画 イレウス管は胃管同様に経鼻的に挿入し、その先端はトライツ靱帯を越えて空腸以降に留置するチューブであり、チューブ先端に蒸留水で膨らませられるバルーンが付いています。イレウスや腸閉塞には保存的治療と手術療法があり、イレウス管は保存的治療で用いられま
2022/7/19

呼吸器合併症の看護計画|食道がん術後の患者さん
食道がん術後の呼吸器合併症に対する看護計画 食道は咽頭と胃をつなぐ管状の臓器で、食道がんは食道のどの部位でもできる可能性があります。そして、手術は食道がんに対する標準的な治療法であり、がんを含めた食道と胃の一部を切除し、胃や腸を使って再建術とリンパ節郭清を行います。痛みに
2022/7/17

脳卒中機能障害評価法(SIAS、サイアス)
SIASは何を判断するもの? 脳卒中機能障害評価法(Stroke Impairment Assessment Set:SIAS)は、脳卒中によって身体機能がどの程度ダメージを受けているかを定量的に評価するスケールです。脳卒中患者さんの予後を予測したり、リハビリテーションによる
2022/7/13

頭蓋内圧亢進の看護|原因・メカニズム、観察項目、ケア、注意点
頭蓋内圧亢進とは 頭蓋内の容積は、脳実質(87%)、脳血液(9%)、髄液(4%)で構成され1)、外気圧に対して一定の圧を保っています。この頭蓋内の圧のことを頭蓋内圧と呼びます。頭蓋内圧は、正常では5~10mmHg程度ですが、何らかの原因で15mmHg以上の状態が持続するこ
2022/7/9

スポーツをする人は水虫・爪水虫に注意⁉ ~水虫になりやすい人には特徴があった~
5月26日に佐藤製薬主催メディアセミナーが開催されました。今回のテーマは「スポーツする人は水虫・爪水虫に注意⁉~水虫になりやすい人には特徴があった~」です。白癬はアスリートのパフォーマンス低下や要介護状態のリスク因子とされています。どのような場面で感染するリスクがあるのか、感染し
2022/7/3

高齢者への鎮痛薬の使用の注意点
Q 高齢者の場合、鎮痛剤を使用して不穏になったり、使用しても効果がなく不穏になったり、基礎疾患のある場合には副作用も考慮しなければならないと思います。高齢者への鎮痛剤の使用で特に気をつけたほうがよいことはありますか。 A オピオイド鎮痛薬では、特に鎮静作用による上気道閉塞や
2022/7/1

『酸性スフィンゴミエリナーゼ欠損症(ASMD)』と新しい唯一の治療薬について
2022年5月17日にオンラインにおいて、サノフィ株式会社よるメディアセミナーが開催されました。テーマは「酸性スフィンゴミエリナーゼ欠損症(以下、ASMD)の病態と診断、最新治療と今後について~希少疾患において世界初の治療薬がもたらすものとは」です。ここでは、秋田大学大学院医
2022/6/29

筋力低下に対する看護計画|長期臥床で筋力が低下した患者さん
長期臥床による筋力低下に関する看護計画 筋力低下は1つあるいは複数の筋肉の力が低下することであり、運動ニューロンの障害や筋・骨格系の機能障害などさまざまな要因で生じます。今回は臨床で遭遇しやすい長期間の臥床によって生じる筋力低下に関して看護計画を立案してみました。
2022/6/25

Mini-Mental State(MMSE)|ミニメンタルステート検査
MMSEは何を評価するためのもの? Mini-Mental State(MMSE)は、認知機能障害を簡易的にスクリーニングするためのスケールです。もともとは、認知機能障害を併発する精神疾患患者さんのスクリーニングを目的として開発されたものですが、検査が容易であることから精神疾
2022/6/23