医療・看護技術から探す
「医療・看護技術から探す」の記事一覧
15件/1554件
第21回 貧血の指標となる赤血球数(RBC)、ヘマトクリット(Hct)、ヘモグロビン(Hb)の基礎知識
採血検査を行えば必ずと言ってよいほど測定される血算。その中には、貧血の指標となるものだけでも、「赤血球数」「ヘマトクリット」「ヘモグロビン濃度」と、いくつもの項目が存在します。これらのどれ1つが低下しても「貧血」と総称して間違いではありませんが、それぞれの値には異なった意
2015/9/30
第8回 経腸栄養に必要な器具とその管理 ~ボトル、チューブ、注入ポンプなど~
▼経腸栄養について まとめて読むならコチラ 経腸栄養(経管栄養)とは|種類・手順・看護のポイント 1、経腸栄養療法を行うために必要な器具 経腸栄養を行うために必要となる器具は、 (1)栄養剤を体内に送り込むアクセスルートとしての経腸
2015/9/30
第7回 PTEGと手術的空腸瘻造設術
▼経腸栄養について まとめて読むならコチラ 経腸栄養(経管栄養)とは|種類・手順・看護のポイント ポイント 1.PTEGはX線透視下で超音波ガイド下に頚部食道瘻を簡便に作る手技で、造設された頚部食道瘻から留置カテーテルを挿入し、先端を経食道的に
2015/9/29
第20回 浮腫があるが水分制限がされていない患者さんへの指導
今回の事例 [macoさん から提供された事例] 左前交通動脈のクリッピング術後で、右不完全麻痺がある患者さん。術後は「水分をこまめに多めに摂取して」と医師より説明され、それを守っていました。数年後、糖尿病と心不全を発症し、下肢に浮腫が出現し始めました。
2015/9/28
第6回 経鼻ルートと経胃瘻的空腸瘻
ポイント 1.経鼻経管栄養には、栄養カテーテルの先端が、胃におかれる経鼻胃管ルート(幽門前ルート)と、十二指腸、小腸上部におかれる経鼻十二指腸・空腸ルート(幽門後ルート)の2種類がある。 2.経鼻ルートにはカテーテルの太さはできるだけ細いもの使用するのを原則とする。成
2015/9/28
第7回 急変の予兆を知る 意識・精神活動の変化と「お決まりの抵抗手段」③全身状態の「窓」
はっきりとした予兆もなく、患者さんが急変したり、重篤な疾患が進行していたりする経験があると思います。そのような急変に先立って、先輩の看護師や医師から「あの患者、何かヘンだよね」という直感的な台詞を聞いたことがあるかもしれません。 この連載では、急変前の「何かヘン」と
2015/9/27
第2回 皮弁が残るスキンテアや皮下出血のあるスキンテアへの処置は?
超高齢社会に伴い増加する高齢な患者への看護。高齢者の皮膚は、さまざまな理由から脆弱化し、些細なずれや摩擦によって、スキンテアを起こしやすい状態にあります。しかし、スキンテアの予防や処置の方法をしっかりと確立できている施設は、まだ多くはありません。そこで、スキンテアを予防す
2015/9/27
第5回 内視鏡的胃瘻造設術:PEG
▼経腸栄養について まとめて読むならコチラ 経腸栄養(経管栄養)とは|種類・手順・看護のポイント ポイント 1.摂食嚥下障害を呈する高齢者が増加の一途をたどっており、PEGの症例は飛躍的に増加している。 2.PEG造設の方法には、Pull
2015/9/27
第4回 半固形化栄養剤(semi-solid)
ポイント 1.液状栄養剤に対して、形状を変化させた栄養剤をひっくるめて、「semi-solid(半固形化)」と称する。 2.半固形化栄養剤の効果は、 (1)胃食道逆流の予防と誤嚥性肺炎の回避、 (2)胃瘻の漏れの防止、 (3)便通の改善、下痢の予防、
2015/9/26
第3回 病態別経腸栄養剤
まとめ 1.標準的な経腸栄養剤に対して、特定の疾患や病態に対して用いられるのが、病態別経腸栄養剤である。本邦においては肝不全、腎不全、糖尿病、呼吸不全、immunonutrition、オンコロジー用などが市販されている。 2.各病態別経腸栄養剤は、各疾患のもつ代謝
2015/9/25
第2回 経腸栄養剤の種類と分類
まとめ 1.経腸栄養剤は窒素源(蛋白質)の分解の程度で分類される。その他にも、栄養剤の剤型(粉末状、液状)、医薬品か食品扱いなどを基準とした分類もできる。 2.栄養剤の種類では一般タイプ、高濃度低濃度タイプ、病態別栄養剤、半固形化栄養剤などの項目も挙げられる。(病態別
2015/9/24
第1回 経腸栄養療法の特徴と適応
まとめ 1.栄養管理はすべての治療の基盤です。 2.栄養療法の大原則は、“When the gut works use it !”「腸が働いているなら、腸を使おう!」です。 3.経腸栄養療法の利点として以下が挙げられます。 1)腸管粘膜の維持 2)免疫能の維
2015/9/23
第19回 眠っているのか、意識レベルが低下しているのか判断がつかない患者さん
今回の事例 [もうさん から提供された事例] 80歳代前半で、既往に高血圧、脳血管疾患や心疾患のない男性患者さん。ある日、ラウンドしているとき気になったため、名前を呼んで声をかけても反応がありません。さらに身体をゆすってみても反応はありませんでした。バイ
2015/9/21
第6回 急変の予兆を知る 意識・精神活動の変化と「お決まりの抵抗手段」②「急変察知」は「全体的イメージ」
はっきりとした予兆もなく、患者さんが急変したり、重篤な疾患が進行していたりする経験があると思います。そのような急変に先立って、先輩の看護師や医師から「あの患者、何かヘンだよね」という直感的な台詞を聞いたことがあるかもしれません。 この連載では、急変前の「何かヘン」と
2015/9/20
最終回 こんなときどうする? 運動を中止すべきときがわからない!
運動療法は血糖コントロールには欠かせない要素ではありますが、患者さんの状態によっては運動を中止しなければならないこともあります。 運動をしなくてはならない、と思い込んでいる患者さんには、中止や制限について説明し、適正な運動ができるよう指導しましょう。 ▼糖
2015/9/18