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医療・看護技術から探す

「医療・看護技術から探す」の記事一覧

15件/1611件

第3回 Q&A~吸引処置に関する注意点(開放式吸引)~

Q. 気管吸引の後ならば、そのまま同じカテーテルで口腔内吸引をしてもいいですか? A. セミクリティカルの考え方からは問題ないと言えるかもしれませんが、気管内への痰の流れ込みを防ぐこと、誤嚥性肺炎防止の観点から考えると、はじめに口腔内吸引が必要になるので、必然的に吸引カテー

2010/2/8

第12回 輸液・高カロリー輸液製剤の組成・投与量についての基本的知識と考え方

輸液を投与する主な目的は、水分補給、電解質補給と、そして、栄養投与です。水分投与速度や電解質の違いによる輸液の分類については既に説明しました。本当は電解質管理は非常に難しい内容なのですが、いわゆる静脈内へ電解質輸液を投与すればいいんだ、と単純に考えれば、それほど難しい内容では

2010/2/8

抜歯部位の取り違え

 歯科において、抜歯部位を取り違えた事例が11件報告されています(集計期間:2007年1月1日~2010年7月31日、第15回報告書「共有すべき医療事故情報」に一部を掲載)。 抜歯する部位を取り違えた事例が報告されています。 事 例 1  歯科医師は

2010/1/4

有効期間が過ぎた予防接種ワクチンの接種

 予防接種ワクチンを接種した際に、有効期間が過ぎたワクチンを使用した事例が5件報告されています(集計期間:2007年1月1日~2011年9月30日、第23回報告書「個別のテーマの検討状況」に一部を掲載)。   有効期間が過ぎた予防接種ワクチンを接種した事例が報告されて

2010/1/4

抜歯時の不十分な情報確認

 抜歯を行う前に必要な患者情報の確認がなされず、抜歯が行われた事例が2件報告されています(集計期間:2006年1月1日~2009年9月30日、第18回報告書「個別のテーマの検討状況」に掲載)。   抜歯を行う前に必要な患者情報の確認がなされず、抜歯が行われた事例が報告

2010/1/3

血糖測定器への指定外の試薬の取り付け

 血糖測定の際、血糖測定器に指定されていない試薬を取り付けたことにより、実際の血糖値より低値を示し、その値をもとに薬剤を投与した事例が1件報告されています。(集計期間:2006年1月1日~2008年11月30日、第13回報告書「共有すべき医療事故情報」に一部を掲載)。

2010/1/1

血糖測定器の使用上の注意

 イコデキストリンを含む透析液を投与中の患者の血糖測定に、グルコース脱水素酵素(GDH)法のうち補酵素にピロロキノリンキノン(PQQ)を用いた血糖測定器を使用したことにより、実際の血糖値より高値を示し、その値をもとにインスリンを投与した事例が1件報告されています。(集計期

2010/1/1

第11回 ヘパリンロックと生食ロックについて

日常の輸液管理において、やはり、へパリンロックについての知識は必要です。というか、問題となっているのは、へパリンロックをしなくても生食でロックしておけばいいのではないか、ということですね。ナースの方々もこの問題については興味があると思います。今回は、へパリンロックか、生食での

2009/12/22

第8回 褥瘡の感染の見極めと治療

今回は、創部の感染について考えていきます。 創が感染している場合は、どのような創でも治癒には向かいませんので、バクテリアの制御に優先してとりかかる必要があります。 感染の兆候は、創部及び創周囲皮膚の状態を観察して判断していきますが、慢性創傷では目に見える感染兆候が出てこな

2009/12/13

SBAR(エスバー)|分かりやすい報告の仕方

【関連記事】 ● 急変時の対応 ● 血液分布異常性ショックの病態とその対応 分かりやすく相手に伝える手法 SBAR(エスバー) フィジカルアセスメントも最終回となりました。 これまで、フィジカルアセスメントのスキルについて、『意識レベル』『呼吸』『脈拍』

2009/11/22

第10回 PICCとは?看護師のための輸液講座

輸液管理に関する最近の話題としては、どうしても、このPICCを取り上げる必要があります。まだそれほど普及してはおりませんが、償還価格の問題が解決すれば、一気に使用する施設が増えるはずです。 PICCは何の略? このPICC、英語ではperipherally i

2009/11/10

第7回 褥瘡部と創周囲の洗浄

一昔前、褥瘡の創部は生理食塩水を用いて洗われるのみで、創周囲の皮膚は洗浄されることなく、残存した古い軟膏と滲出液の上に消毒材が塗り重ねられ、そのまま新たな処置がされていました。その結果、褥瘡を保有する患者が多い病棟ではその独特の臭いが病棟全体にしてしまうほどでした。 現在

2009/10/20

第9回 【持続点滴】 輸液ラインの交換頻度

輸液ラインの交換頻度 輸液ラインの交換頻度については、いろいろ議論のあるところです。 また、外国と日本の間に考え方の違いがあります。特にアメリカは、TPN用輸液ラインは、薬剤部で無菌調製した輸液バッグに輸液ラインがついてきますので、輸液バッグの交換のたびに輸液ラインも交換

2009/10/9

第8回 側注とは?安全な側注方法は?

安全な側注方法は? 輸液管理において、日常、あまり深く考えずに実施されているのが中心静脈ラインでの側注です。一応、CVCラインに三方活栓を組み込んでワンショット静注をすると感染しやすい、ということは頭では理解できているはずなのです。しかし、実際の現場では・・・大丈夫、私の手

2009/9/14

第7回 ドレッシング管理のコツ

ドレッシング管理 中心静脈カテーテル(Central Venous Catheter:CVC)の管理において、特に、ナースが主導権をもって管理しているのが、このドレッシング管理ですね。 毎日のようにドレッシング管理を行っている方が多いので、今さらコツを教えると言われても、

2009/8/24