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医療・看護技術から探す

「医療・看護技術から探す」の記事一覧

15件/1581件

高齢患者さんに輸液や採血をするとき、血管が逃げてしまう場合はどうする?

Q. 高齢者で、血管は浮き出ているが、刺すときに血管が逃げてしまい、逆血せず失敗してしまうことがあります。コツがあれば教えてください。 A. 穿刺部位を縦・横方向に伸展させると穿刺しやすくなります。  高齢者では、加齢により血管壁の弾力性が失われ、血管が硬くなりま

2023/8/11

再生不良性貧血の重症度基準

再生不良性貧血の重症度基準は何を判断するもの?  再生不良性貧血の重症度基準は、再生不良性貧血の重症度を評価するためのスケールです。  再生不良性貧血は、汎血球減少と骨髄低形成を引き起こす疾患です。成因により、先天性と後天性に大別され、後天性はさらに、原因不明の特発性と薬

2023/8/9

Geckler分類

Geckler分類は何を判断するもの?  Geckler分類は、喀痰検査に用いるために採取した喀痰の質を評価するためのスケールの一つです。喀痰の質を評価するスケールはほかにもありますが、Geckler分類は顕微鏡で観察した1視野あたりに含まれる扁平上皮細胞と白血球(好中球)数に

2023/8/7

Alvaradoスコア(MANTRELSスコア)

Alvaradoスコアは何を判断するもの?  Alvaradoスコアは、臨床症状と血液検査の結果をもとに、急性虫垂炎の疑いがあるか評価するためのスケールです。8つの評価項目〔Migration to the right lower quadrant(右下腹部への痛みの移動)、A

2023/8/5

体温調整の目的、方法(冷罨法・温罨法)、観察項目、注意点

患者さんが発熱したとき、悪寒を訴えているときなど、さまざまな場面で体温調整が必要になることがあります。ここでは、体温調節のしくみに触れながら、体温調整の目的やその方法などについて解説します。 体温調整の目的  体温をその人にとっての正常範囲に回復させ、それ

2023/8/1

拘縮のある患者さんの清潔ケアに関する看護計画|脳梗塞で片麻痺がある患者さん

脳梗塞による片麻痺で更衣が難しい患者さんに関する看護計画  脳梗塞は脳の血管が狭窄あるいは閉塞し、その先で虚血が生じて、その血管が支配する領域の脳組織が壊死した状態です。それによって運動障害や感覚症がなどさまざまな症状が出現します。今回は脳梗塞による片麻痺で拘縮が生じて清潔

2023/7/31

第14回 静脈経腸栄養管理指導者協議会(リーダーズ)学術集会【参加登録者募集】【プログラム決定】

第14回 静脈経腸栄養管理指導者協議会学術集会|参加登録のお願い・プログラム決定のお知らせ 一般社団法人 静脈経腸栄養管理指導者協議会(リーダーズ)の第 14 回学術集会(会長:大阪府済生会茨木病院外科 木許健生 先生)のプログラムが決定いたしました。 また引き続き、参加

2023/7/30

日本救急医学会熱中症分類2015

日本救急医学会熱中症分類2015は何を判断するもの?  日本救急医学会熱中症分類2015は、熱中症の重症度を評価するためのスケールです。  熱中症は、高温多湿な環境下で電解質バランスが崩れたり、体温調節機能が低下して体温が著しく上昇した状態をいい、『熱中症診療ガイドライン

2023/7/15

経皮的心肺補助法(PCPS)の看護|観察項目・手順とケアのポイント、アラームとトラブルシューティング

PCPS装着時の観察項目・手順とケアのポイント 駆動装置・回路部分の観察項目・手順  「経皮的心肺補助法(PCPS)装着の準備・介助、合併症」で紹介した合併症が発生していないかの確認が必要です。観察すべき項目はかなり多くなるため、駆動装置の確認、脱血管の刺入部から送血管の刺入

2023/7/10

筋萎縮性側索硬化症(ALS)の重症度分類

筋萎縮性側索硬化症(ALS)の重症度分類は何を判断するもの?  筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)の重症度分類は、ALSの重症度を評価するためのスケールです。  ALSは中年以降に好発し、一次運動ニューロンと二次運動ニ

2023/7/7

TIMI分類

TIMI分類は何を判断するもの?  TIMI分類は、冠動脈造影検査において、冠動脈の血流を評価するためのスケールです。もともと、急性心筋梗塞に対して血栓溶解療法を行った際の治療効果を評価するためのスケールでしたが、現在では、経皮的冠動脈インターベンション(percutaneou

2023/7/5

経皮的心肺補助法(PCPS)装着の準備・介助、合併症

PCPS装着の準備・介助  PCPSを装着し、駆動を開始させるまでの流れは表1のとおりです。PCPS装着は、心肺蘇生と同時並行で行う場合もあり、実際にはもっと複雑になります。  PCPS装着にあたって、回路の充填薬剤、カニューレのサイズ・留置方法(セルシンガー法、セミセル

2023/7/3

術後痛に対してペンタゾシンを頻用している患者さんへの注意点は?

Q 術後数日経っても患者さんがペンタゾシン静注を希望しています。頻用することでの注意点はありますか? A 強力な鎮痛効果がありますが、ある程度の量を入れても鎮痛効果には限界(天井効果)があります。また鎮静や呼吸抑制の副作用にも注意が必要ですし、長期間の投与では薬物依

2023/7/1

排痰ケアに関する看護計画|排痰困難が生じている患者さん

呼吸機能低下による排痰困難がある患者さんに関する看護計画  慢性閉塞性肺疾患(COPD)や間質性肺炎などの呼吸器疾患によって呼吸機能が低下することで排痰が困難になる可能性があります。その他に、高齢や長期臥床に伴う筋力低下、術後の疼痛によっても排痰が困難になる可能性があります

2023/6/30

体液過剰に対する看護計画|心不全の患者さん

心不全による体液量過剰が生じている患者さんに関する看護計画  心不全とは心臓に器質的、機能的な異常が生じて心臓のポンプ機能の代償機転が破綻した状態です。そして、それによって体液量が過剰になり、呼吸困難や倦怠感や浮腫などが生じます。今回は心不全による体液量過剰が生じている患者

2023/6/29