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医療・看護技術から探す

「医療・看護技術から探す」の記事一覧

15件/1554件

術後痛に対してペンタゾシンを頻用している患者さんへの注意点は?

Q 術後数日経っても患者さんがペンタゾシン静注を希望しています。頻用することでの注意点はありますか? A 強力な鎮痛効果がありますが、ある程度の量を入れても鎮痛効果には限界(天井効果)があります。また鎮静や呼吸抑制の副作用にも注意が必要ですし、長期間の投与では薬物依

2023/7/1

排痰ケアに関する看護計画|排痰困難が生じている患者さん

呼吸機能低下による排痰困難がある患者さんに関する看護計画  慢性閉塞性肺疾患(COPD)や間質性肺炎などの呼吸器疾患によって呼吸機能が低下することで排痰が困難になる可能性があります。その他に、高齢や長期臥床に伴う筋力低下、術後の疼痛によっても排痰が困難になる可能性があります

2023/6/30

体液過剰に対する看護計画|心不全の患者さん

心不全による体液量過剰が生じている患者さんに関する看護計画  心不全とは心臓に器質的、機能的な異常が生じて心臓のポンプ機能の代償機転が破綻した状態です。そして、それによって体液量が過剰になり、呼吸困難や倦怠感や浮腫などが生じます。今回は心不全による体液量過剰が生じている患者

2023/6/29

自己免疫性肝炎の重症度分類

自己免疫性肝炎の重症度分類は何を判断するもの?  自己免疫性肝炎の重症度分類は、自己免疫性肝炎の重症度を臨床所見と臨床検査所見から評価するスケールです。  自己免疫性肝炎は中年以降の女性に発生する頻度が高く、初発症状として倦怠感、黄疸、食思不振などを認めます。適切な治療を

2023/6/23

SLEDAIスコア|全身性エリテマトーデス重症度判断

SLEDAIスコアは何を判断するもの?  SLEDAI(SLE disease activity index)スコアは、全身性エリテマトーデス(systemic lupus erythematosus:SLE)の重症度を評価するためのスケールです。  SLEは活動期と非活

2023/6/18

IOIBDスコア|クローン病の重症度を判断

IOIBDスコアは何を判断するもの?  IOIBD(the international organization for study of inflammatory bowel disease)スコアとは、クローン病の活動性(重症度)を判断するためのスケールです。  クロ

2023/6/17

経皮的心肺補助法(PCPS)の原理・効果、装置・回路の仕組み、適応・禁忌

PCPSとは  経皮的心肺補助法(percutaneous cardiopulmonary support:PCPS)とは、急性循環不全に対して、機械を用いて循環を補助する治療法のことです。  機械を使って酸素化した血液を送る治療としては、COVID-19重症患者さんの治

2023/6/12

食欲不振のある患者さんへの看護計画

食欲不振のある患者さんの看護計画  食欲不振とは食べ物を摂取したいという欲求が低下あるいは消失した状態であり、全身性の疾患や消化器疾患だけでなく、心理・精神的な問題、社会的な問題、薬剤の問題などさまざまな要因が関連して生じます。  今回は入院による環境の変化で食欲不振

2023/5/28

術後感染に関する看護計画|胃がん術後の患者さん

胃がん術後に創部感染を起こした患者さんへの看護計画  がんを切除後は残った胃と十二指腸を繋げるなどの再建法が実施されます。そして、術後はドレーンが留置され、皮膚は縫合されているため創部の感染リスクがあります。今回は術後に創部感染が生じた患者さんに対して看護計画を立案しました

2023/5/27

インスリン自己注射を行う患者さんへの看護計画|血糖コントロールが必要な患者さん

血糖コントロール(インスリン自己注射)のために教育入院してきた患者さんへの看護計画  糖尿病はインスリン分泌低下あるいはインスリン抵抗性による慢性的な血糖値の上昇とそれに伴う異常が生じる疾患です。1型と2型があり、インスリン依存性とインスリン非依存性に分類できます。今回は血

2023/5/26

在宅療養者によくみられるスキントラブル|2023年2月開催セミナーレポート【PR】

おさえておきたい! スキンケアの基本  スキンケアの目的は皮膚の生理機能を正常に保つことであり、ケアの原則は皮膚の洗浄・清潔、保湿、保護です(表1)。十分に泡立てた洗浄剤で皮膚を優しく洗い、微温湯で洗い流します。洗浄剤は汚れだけでなく皮脂膜も除去してしまうため、保湿

2023/5/15

Beecham分類

Beecham分類は何を判断するもの?  Beecham分類とは、子宮内膜症の病変の広がりや状態を内診所見に基づいて分類するスケールです。内診所見のみで簡便にスケーリングを行えることから初診時などに用いられ、腹腔鏡検査が普及する以前に広く使用されていました。  しかし、B

2023/5/12

不穏がある開頭術後の患者さん、痛み止めは何がよい?

Q 開頭術後の患者さんが痛みで不穏になりました。鎮痛薬は何を使うとよいでしょうか? A 医師から指示のあるものの中からまずはアセトアミノフェンやNSAIDsの使用を検討しましょう。  創部痛では、脳実質は痛みは感じませんが、脳に達するまでの皮膚・皮下、筋肉

2023/5/10

バージャー病の重症度分類

バージャー病の重症度分類は何を判断するもの?  バージャー病の重症度分類は、臨床所見からバージャー病の重症度を5つの段階に分類するスケールです。  バージャー病は、四肢の末梢血管に閉塞が起こり、四肢や指趾への血流が低下して、冷感、しびれ、蒼白化、潰瘍、壊死などの虚血症状が

2023/5/8

【書籍紹介】ケアプランが変わる! 在宅介護が変わる! 床ずれ予防プログラムー床ずれ危険度チェック表®を活かすー

ケアマネジャーを対象とした褥瘡リスクアセスメントスケールとして「床ずれ危険度チェック表®」が開発されました。このスケールは、日本褥瘡学会・在宅ケア推進協会、アルケア株式会社の共同研究により在宅での信頼性と妥当性が検証されています。 このスケールは、以下の8つの項目から褥

2023/5/6